もずの独り言・はてな版

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【みんな生きている】シェーンバッハ・サボー(26)/櫻井よしこ編

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平成30年9月23日に東京・平河町砂防会館(シェーンバッハ・サボー)で、「全拉致被害者の即時一括帰国を!」とのスローガンを掲げ、今年2回目の国民大集会が開催されました。

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(代表・飯塚繁雄)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(会長・西岡 力)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(会長・古屋圭司)、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会(会長・黒岩祐司)、拉致問題地方議会全国協議会(会長・松田良昭)の5団体が大集会を主催し、政府から安倍晋三内閣総理大臣加藤勝信拉致問題担当大臣や、特定失踪者家族会が参加、ジャーナリストの櫻井よしこさんが総合司会を務めました。

櫻井よしこ(総合司会)

安倍総理に力強いメッセージを送り私たちの目標達成を

ではただ今より、「全拉致被害者の即時一括帰国を」求めて国民大集会を開催します。どうぞ宜しくお願いいたします。

安倍総理は選挙に圧勝し、これからまた3年間日本国の舵取りをしてくださいます。重要なテーマの一つがこの拉致問題の解決です。私たちは今、改めて、すべての拉致被害者即時一括帰国を求めたいと思います。それ以外の目的はありません。

これからまた調査会を設置したりとか、様々な協議をしたりということはほとんど関係がないのです。すべての拉致被害者を一緒に日本国に戻す、その目的のためだけに今日これだけ多くの方々にお集まりいただきました。安倍総理にもお

出でいただきました。

どうぞ皆さん、ここで心を一つに固め、安倍総理に力強いメッセージを送り、そして安倍総理に本当に日本国を代表して私たちの目標を達成していただきたいと思っています。

■メディアの報じ方がおかしい

松本 孟さんの感想は私もすごく共感するものがあります。メディアの報道の仕方が本当におかしいと思いました。

安倍総理は今回の選挙で圧勝しているんです。圧勝以外の何物でもないと思います。相手候補が善戦しえいると盛んに言いますが、そうではありません。

拉致問題に関して、安倍総理ほど色々やってくださった政治家は、今までにいないんじゃないですか。この40年の歴史の中で、最初の30年間は、わが国政府は何もしなかったんです。梶山(静六)さんが、「拉致は北朝鮮の行動である」と国会で言った時も、それを報じたのは『産経新聞』くらいではありませんでしたか。

そして小泉さんが北朝鮮に行って初めて、金正日キム・ジョンイル)が「拉致を行った」と認めた時に、初めて日本のメディアは、「北朝鮮が拉致をした」と書いた。それな

らば、それよりずっと前(1988年)に、日本国の国会で日本国の政治家(国家公安委員長)として、「拉致は北朝鮮だ」と言った時に、なぜ我が国のメディアは書かなかったのか。なぜ北朝鮮金正日が言った時に書くのか。おかしいと思います。

そして、拉致問題対策本部は第一次安倍政権の時に初めて作られました。その時初めて、わが国はすべての省庁の力を結集して、この問題に国家として当たることができるようになったんです。

拉致問題に関しても、安倍さんの功績を考えずに、石破さんのことだけ褒めあげるのは本当に本末転倒だと思います。石破さんが言うように、これから協議会を作ってどうするんですか。どこにも行きつくことができませんよ。ですから今の言葉、私は共感いたします。

■最後の詰めが一番難しい

家族会の皆様方にも色々な思いがある。

その思いをおっしゃっていただいたと思います。

ここで確認したいことは、私たちはずっとこの拉致問題解決のために心を合わせて今日まで来ましたが、客観的に見て今一番解決に近づいている時だと思います。

もちろん、最後の詰めが一番難しいんです。容易なことではありませんが、今本当に、これまでの時間の中で一番解決に近い所に来ている。だからこそ国民が心を一つにして、まとまっていきましょう。立憲民主党の方たちでさえも、安倍総理を応援すると言いましたよ。これは大変重要なことなんです。

国会議員が心を合わせて、その後ろにいる国民が心を合わせて、とにかく今まで一番一生懸命やってきた安倍政権のもとで、この拉致問題を、「全員取り戻す」というスローガンを1mmも譲ることなく、全身全霊でこれに取り組んでいく。

安倍さんは世界各国のリーダーに、ずっと説得の話を続けてくださった。国際包囲網を国連を舞台にして作った。私たちが今までできなかったことを、今やっているんです。

ですから、とにかくしっかりと心を合わせて、絶対に救うんだという気持ちを私たちがまずしっかり持って、応援していこうではありませんか。

みなさん本当にありがとうございました。

今こそ本当に心を一つにして頑張りましょう。

ありがとうございました。

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

《特定失踪者・金田竜光さんについて》

◆氏名:金田 竜光

(かねだたつみつ)

◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ

◆生年月日:昭和27(1952)年

◆性別:男

◆当時の年齢:26歳

◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木

◆当時の身分:ラーメン店店員

◆身長:180cm

◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】

金田さんは韓国籍

田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。

昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。

半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。

田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。

連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。

その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。

救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.