もずの独り言・はてな版

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【みんな生きている】シェーンバッハ・サボー(25)/西岡 力編

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西岡 力(救う会会長)

拉致被害者は生きている、生きている人を全員返せ》

拉致問題解決の定義は「全拉致被害者の即時一括帰国」

今日の集会のテーマは、「全拉致被害者の即時一括帰国」です。

実はこの言葉を、私は4月の集会で叫びました。拉致解決の定義は何なのか。今、拉致を解決

すするとはみんな言うんです。先ほど古屋先生が名前を出して批判された、日朝国交促進議員連盟の先生方も、拉致問題は解決しなければならないと言います。

だから今、我々が明らかにしなければならないのは、解決の定義は何かということです。それが、「全拉致被害者の即時一括帰国」だということで、それを皆さんでもう一度確認することができた、意味のある集会だったと思っています。

また前回の4月の集会の後、山谷先生や塚田先生たちと一緒に、加藤大臣も行ってくださいましたが、アメリカに行って、我々にとっての拉致解決の定義は何かと聞かれるので、「全拉致被害者の即時一括帰国」です、と。その全被害者は、認定未認定に関わらず全員だということを繰り返し主張してきました。

そしてその全被害者の中には、北朝鮮が一方的に死んだと言った8人、拉致をしていないと言った4人、そしてそれ以外の未認定の被害者、この3つのカテゴリーが全部帰ってこなければダメだ。これがすべての意味だとすべてのアメリカの機関で言ってきました。

そうしたら、ホワイトハウスのNSC(国家安全保障会議)に行った時だけ、私がそれを言う当番だったので、それを言おうと構えていたら、ポッティンジャー(Matthew Pottinger)さんという上級アジア部長が、「8人は生きいるんですよね」と、「まだほかにもいるんですよね」と向こうから言ってきたんです。

我々は2000年から繰り返し訪米してきましたが、「ああ、やってきてよかったな」と思いました。そしてアーミテージ(Richard Lee Armitage)さんという元国務省の副長官で、我々にとって本当に助けていただいた方も、拉致問題の解決の定義という話をしたら、「解決の定義は簡単です。北朝鮮が決めるのではありません。日本が決めるんだ。拉致家族の人たちがこれで解決だと思うまで解決しないんだ。あなたたち自信を

持ちなさい」と言われました。

全被害者が一括して帰ってこなければならない。我々はそういう整理をすることができたというのも、頂上に向けての一歩だと思っています。

朝鮮総連の新聞の講演会に石破 茂・田中 均両氏の姿が

櫻井さんが今、小泉訪朝以来大変有利な状況ができているという話をしました。私も全く同じ意見です。但し、まだ決勝戦にはいっていない。準決勝だと思っています。準決勝とは何か。残念ながら日本国内に、「全拉致被害者の即時一括帰国」が解決の定義だと思っていない人がおられることです。

そしてそういう人たちを、北朝鮮が工作の対象として日本の世論を変えようとしていることです。先ほど申し上げた議員連盟の総会に、誰が講師として来たと思いますか。朝鮮総連の新聞の平壌支局長が国会議員会館に来て、40人の超党派の国会議員の前で、「拉致問題は解決済だ」という講演をしたんです。

そこに残念ながら初代拉致議連の会長(石破 茂元地方創生担当大臣)もおられた。黙って聞いていたと聞いています。もう一人、講師として来たのが、2002年の小泉訪朝の立役者の田中 均・元(外務省)アジア太平洋局長です。田中さんがそこで言ったのは、合同調査委員会です。そして連絡事務所を作った方がいいと言った。その話がわーと広がっているということです。これは大変危険です。

■合同調査委員会はインチキ遺骨を作り出すための組織

最近私が、第三国で広まっている、入手した情報の中にこういうものがあります。「横田めぐみさんは死んでいる」と。じゃああの「遺骨」はなんなんだ。「実は元夫が精神病院の裏山で掘り起こしたあの裏山には色々な遺骨が埋まっているんだ。間違えて他人の遺骨を掘り起しちゃったんだ。だからDNAが出なかったんだ」と。

だから合同調査委員会を作って一緒に発掘しましょうということになっちゃうんです。なぜ合同調査をする必要があるのか。日本政府が白いパンフレットを作っているのはご承知の通りですが、「北朝鮮の主張の問題点」というパンフレットです。

内閣府のホームページに入ると、拉致問題対策本部があり、そこにいくと無料でダウンロードできます。

北朝鮮の主張の問題点」というパンフレットを見ると、「北朝鮮が死亡の証拠として、あるいは拉致したのは13人だけでそれ以外の人はいないと言ってきた主張はすべて信用できない」とあります。

合同調査委員会ではなく、日本政府が独自に調査して信用できないと書いてあります。例えば、めぐみさん以外の7人の「死亡」と言われた人たちの死亡診断書は医者がサインをしています。死亡の時期も場所も全然違うのに、同じ病院の同じ書式の診断書が出ている。

めぐみさんの死亡診断書を見ると、「1993年に自殺した」と書いてある。

めぐみさんの元夫も、横田さんたちに出した手紙で、「93年に愛するめぐみを失いました」と書いてある。そのパンフレットに写真が出ています。

しかしめぐみさんは94年4月まで、蓮池さんと地村さんと同じ地域に住んでいたんです。それをある新聞が書いてしまったから北朝鮮が説明を変えて、「記憶違いでした」と言うんですが、愛する妻の骨を掘り起こしてまで持っていた人が、死亡日を間違えるのか。

そういうことはもう調査が住んでいるんです。北朝鮮の説明に対して日本政府が調査した結果が出ているんです。それなのに合同調査委員会等と言う。あるいは自民党の総裁選挙の討論会で、ある新聞の論説委員が安倍さんに対して、「北朝鮮の主張と日本の主張がかけはなれている。どっちが正しいかこれから検証し

なければならない」、「安倍総理は全員、生きて取り戻すと言っているが、もしも不幸なことがあったらどう責任を取るんですか」という質問をしました。

北朝鮮の主張は「8人死亡」です。それいがいにない。日本政府は全員生存を前提に取り返すと言っている。両方を忠実な立場に立って検証しろと、日本の大新聞の論説委員がする。あるいは、「不幸なことがあったらどう責任を取るんで

すか」と。

何を言っているんですか。不幸なことがあったら拉致した側の責任じゃないですか。

そういう言動があるということは、まだ準決勝が終わっていないということです。残念です。

ここにいる人たちは違いますが、荒木さんも今言いましたが、外に出た時に、ここは永田町の近くですが、そういう人もいるということです。そういう人に勝たなければならない。しかし、今日ここに来てくださっている先生方は我々の味方です。

古屋先生なんか現職の国会議員なのにわざわざ自党の人がやっている議員連盟の名前を出して、ここで批判された。政治的になかなか大変なことだと思いますが、意を決してやってくださったんだと思います。

準決勝に勝たなければ、全被害者を取り戻す日・朝首脳会談に行けないということです。総理は先ほども、「すべての被害者を取り戻すのが私の使命だ」と言いました。「全拉致被害者の即時一括帰国」を北朝鮮に呑ませるためには、それをしないと日本から経済協力資金は取れないんだということを、向こうに発信しなければならないということです。

■外貨が減って苦しい北朝鮮

一方、北朝鮮は今苦しいです。この状態が続くということは、外貨がどんどんなくなっているということです。去年安倍総理が主導して、トランプ(Donald John Trump)大統領と協力しながら行った経済制裁は大変厳しいものです。

去年の7月、8月、12月に国連の安保理事会で決めた制裁によると、一昨年北朝鮮は貿易で28億ドル収入を得ていました。その内25億ドルがなくなるんです。北の石炭も鉄鉱石も食糧も水産物も買っていけないことになりました。

それを足していくと25億ドルになります。1年ごとに25億ドルなくなる。

国連の推計では北朝鮮のGNPは200億ドルです。苦しいことは間違いない。

だから密輸をやっているんです。

我々がやるべきことはまず準決勝で勝つということが前提ですが、そして要求を下げないということです。北朝鮮に対して、日本から経済協力資金が欲しいなら、国交正常化をしてほしいなら、まずあなた方が変わることだ。「全拉致被害

者の即時一括帰国」なしには、日本は絶対一歩も動かないという主張をすることとと同時に、制裁の水漏れを防ぐことです。

北朝鮮産松茸が雲南省で中国産に化ける

昨日私のところに情報がありました。

ある業界関係者の人の話によると、日本が輸入を禁止している北朝鮮産の松茸が、日本に入ってきている。9月18日くらいから中国に入り、これは制裁違反ですが中国は買っている。

1日10万tくらい入り、そのうち2~3万tくらいが雲南省に行って、雲南省産に化けて日本に入ってきている。飯塚さんたちに申し訳ないと業界関係者の人が言っていました。先ほど総理にも、「調べていただきたい」と言いまし

たが、そのような穴を塞がなければ、彼らが一息ついてしまう。

それに日本が加担していたらどうなるのかと強く思いますが、その穴をふさいで苦しさを向こうに味わわさせる。そして「全拉致被害者の即時一括帰国」。それがあれば、安倍総理北朝鮮に明るい未来があると言っている。

取引をする。決勝戦に行く。最後の勝負です。だからこそ皆さんで、拉致被害者は生きていると。先ほどの総理への質問で、総理は、「何を馬鹿なことを言っているんですか」と。「死亡の証拠がないんですよ。死亡の証拠がない以上、全員生存を前提にして助けるのが当たり前じゃないですか」と。

■準決勝から決勝、そして決着へ

早紀江さんがよく言います。拉致というのは、子どもが池にはまっておぼれているようなものだ。大人たちは飛び込んで助けるべきだ。飛び込んで、助けて、病院に連れて行って、息を見て、ダメだとなった時に初めて諦めるんです。死亡の証拠がない時になぜ諦めるんですか。

全員を私たちの手で取り戻す。まず準決勝で勝ちましょう。日本国内で、死亡の証拠はない、全員助ける、それが当たり前じゃないか、それが日本人だ、と。

そして金正恩政権に、「生きてる人を全員返せ」と。「歩いてタラップから降ろせ。それ以外にあなたたちにやるべきことはない」と強く叫ぼうではありません

か。

ありがとうございました。

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

《特定失踪者・金田竜光さんについて》

◆氏名:金田 竜光

(かねだたつみつ)

◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ

◆生年月日:昭和27(1952)年

◆性別:男

◆当時の年齢:26歳

◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木

◆当時の身分:ラーメン店店員

◆身長:180cm

◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】

金田さんは韓国籍

田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。

昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。

半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。

田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。

連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。

その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。

救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.