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【みんな生きている】シェーンバッハ・サボー2019(15)-2/特定失踪者紹介

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特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

※今回紹介された特定失踪者の方々です。

《特定失踪者・齋藤正治さんについて》

◆氏名:齋藤 正治

(さいとうしょうじ)

◆失踪年月日:昭和36(1961)年10月1日

◆生年月日:昭和14(1939)年7月10日

◆性別:男

◆当時の年齢:22歳

◆当時の住所:神奈川県逗子市

◆当時の身分:県立高校定時制に在学していて、アルバイトで運輸省湾口技術研究所に勤めていた

◆身長:170cmくらい

◆特徴:内向的な性格

◆失踪場所:神奈川県逗子市

【失踪状況】

定時制高校に通いながら運輸省(現・国土交通省)のアルバイトのような仕事をしていた。

御両親が早く亡くなり、兄弟はそれぞれ住み込みで働いていた。

正治さんと良司さん(弟)は学年は1年違いだが、正治さんが高校に入ったのは1年遅れ。

同級生の女性が弟の勤務先に訪れ、その女性の話によれば「正治さんが学校に来ない。下宿に行っても生活しているそのままの状態だった」とのこと。

当時、良司さんも住み込みで自由に動けなかったので直ぐには下宿に行っていない。

あとで警察には家出人届は出したが見つからなかった。

正治さんは中学校卒業後すぐ3年ほどパン屋に勤めていたが、退職後は母の妹の家(安浦町)に住所を移し、さらに逗子市に転居していたことがわかった。

転居先は住民票を辿ると逗子市で、住所は元横須賀海軍工廠の宿舎。当時は朝鮮半島出身者が500世帯くらい住んでいたが、原因不明の火事(昭和36年頃)で焼失した。

■神奈川県警HP

http://www.police.pref.kanagawa.jp/

《特定失踪者・今井 裕さんについて》

◆氏名:今井 裕

(いまいゆたか)

◆失踪年月日:昭和44(1969)年3月2日

◆生年月日:昭和25(1950)年12月20日

◆性別:男

◆当時の年齢:18歳

◆当時の住所:青森県弘前市

◆当時の身分:青森県弘前工業高校3年生

◆身長:170cmくらい

◆体重:62kg~63kg

◆5人兄弟の末っ子

◆特徴:

1)眼鏡着用

2)右の頬に子どものとき木に登ってついた傷が残っている

◆失踪場所:青森県弘前市

【失踪状況】

3月4日の卒業式で答辞を読むことになっていたので「制服のボタンを買いに行く」と自宅を出たが、午後10時を過ぎても帰宅しないので兄弟2人が市内を捜す。

午後11時過ぎ、弘前警察署に捜索願提出。

翌日、警察、消防署、学校関係者で捜すが見つからず。

東京の営団地下鉄(現・東京メトロ)で就職が決まっていた。

失踪2~3日前に家の隣にある物置小屋の脇で書類(紙類)らしいものを燃やしていた。

平成16年1月29日、青森県弘前署に告発状提出。

青森県警HP

http://www.police.pref.aomori.jp/

《特定失踪者・生島孝子さんについて》

◆氏名:生島 孝子

(いくしまたかこ)

◆失踪年月日:昭和47(1972)年11月1日

◆生年月日:昭和16(1941)年6月14日

◆性別:女性

◆当時の年齢:31歳

◆当時の住所:東京都渋谷区

◆当時の身分:東京都港区役所麻布支所の電話交換手

◆身長:153cm

◆血液型:O型

◆失踪場所:東京都渋谷区の自宅アパート

【失踪状況】

当日、一日の年休届けを出し勤め先を休む。

朝、同居していた妹に「夕方に電話があったら出かける」と言っていたが、詳しいことは言わなかった。

衣類の入れ替えをし、夕方クリーニング店に衣類を出している。

孝子さんは翌日出勤時に着る服を揃えておいて出かけていた。その夜何の連絡もなく帰宅せず。

翌2日夜、自宅に電話があり、しばらく無言の後、「今更仕方ないだろ」と男性の声とともに切れた。

平成16年9月29日、警視庁に告発状提出。

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

《特定失踪者・荒谷敏生さんについて》

◆氏名:荒谷 敏生

(あらたにとしお)

◆失踪年月日:昭和49(1974)年5月13日

◆生年月日:昭和23(1948)年10月25日

◆性別:男

◆当時の年齢:25歳

◆当時の住所:富山県射水市庄川本町

◆当時の身分:無職。前職は建設会社勤務、その後日本高周波に勤務

◆身長:160cm

◆特徴:

1)右利き

2)痩せ型

3)かなり強度の近視

4)盲腸の手術痕あり

5)気が弱く、人と話をするのが不得意

◆失踪場所:富山県新湊市か?

【失踪状況】

新湊市の自宅を出たあと失踪。

家族が外出中に失踪した。

市内を流れる庄川の河口近くで消息絶つ。

家から海まで数十mで、裏には無人駅があった。

身の回りのものはそのまま残っている。

お金を持たず、渡航者リストにもない。

戸籍を動かした形跡ない。

当時パスポート取得してない。

14年後に女性から「荒谷敏生さんいらっしゃいますか」と電話がある。

富山県警HP

http://police.pref.toyama.jp/

《特定失踪者・秋田美輪さんについて》

◆氏名:秋田 美輪

(あきたみわ)

◆失踪年月日:昭和60(1985)年12月4日

◆生年月日:昭和39(1964)年1月29日

◆性別:女性

◆当時の年齢:21歳

◆当時の住所:兵庫県川西市湯山台

◆当時の身分:神戸松陰女子大学文学部国文科4回生

◆身長:155cm

◆体重:43kg

◆特徴:両眼とも眼鏡をかけて視力1.2

◆失踪場所:兵庫県神戸市神戸松陰女子大学校門(阪急神戸線六甲)

【失踪状況】

大学で午前の授業を受けた後、1時過ぎに学食で友人と食事をとり校門近くで友人と別れた。

夜8時過ぎに「友人宅へ泊まる」との電話が家にある(実際には泊まっていない)。

翌日朝8時15分兵庫県城之崎署から竹野町弁天浜で本人のバッグ発見との連絡。

当時は自殺とされたが、何も見つかっていない。

バックの置いてあったところから海岸に10メートル位足跡があった。

発見される前に雨が降ったがバックも近くにあった本人の靴も濡れていなかったという。

地形や潮の流れから入水自殺であれば遺体が上がるはず。

竹野浜、竹野駅、城崎駅で目撃者がいなかった。

平成15年11月13日、兵庫県警に告発状提出。

秋田美輪さんをただ単に行方不明者とするには、あまりにも不自然ないくつかの疑問点が残されている。

まず、残された美輪さんのバッグの中には急行券があった。

この急行券の使用距離範囲は大阪駅から150km。これではせいぜい城之崎までしか行けず、弁天浜までは30km程度足りない。

この急行券は、当時の改札口を通過したことを示す入挟・押印が無く、未使用のままだった。また、財布の中には定期代の1万8千円がそのまま残っていた。

そして、神戸松蔭女子学院大学内の美輪さんのロッカーの中から、失踪日の数日後に提出することになっていたレポートが発見される。

これらは状況証拠に過ぎないが、それでも単なる行方不明者として考えるには疑問を持たざるを得ない。さらに、美輪さんが行方不明になった前後、現場付近の浜辺でスーツ姿の男が無線機のような機器を使って朝鮮語で交信していたことが『産経新聞』の記事で明らかになっている。

この男は北朝鮮工作員とみられる。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

《特定失踪者・沈 静玉さんについて》

◆氏名:沈 静玉

(ちんせいぎょく)

◆生年月日:昭和38年(1963)5月12日

◆失踪年月日:昭和62年(1987)2月

◆性別:女性

◆国籍:台湾

◆当時の年齢:23歳

◆当時の住所:大阪府堺市

◆当時の職業:不明

◆身長:163cm

◆体重:43kg

◆血液型:A型

◆最終失踪関連地点:大阪府堺市(失踪当時の住所)

【失踪状況】

昭和59年(1984)に台湾から来日し、同年4月から昭和60年(1985)3月まで大阪市内の日本語学校、昭和60年4月から昭和61年(1986)3月まで同じく大阪市内の短大に在学していた。

昭和62年(1987)2月、前月に亡くなった祖父の葬儀に帰国しなかったことから家族が日本の身元引受人に連絡し、部屋を見に行ってもらったところ、部屋は食事(弁当)をしたままの状態で身の回り品はそのまま残されていた。

踪前の2月12日には査証の延長手続きのため大阪市亜東関係協会大阪事務所(台湾の領事館)を訪れていたことが判明しており、失踪はこの日以降と思われる。

調査会では設立間もなくの平成15年(2003)春に関係者を通じて台湾のご家族から調査の依頼を受け、これまで非公開で調査を実施してきたが今回、ご家族の了承が得られたことから公開することとなった。

調査会としては、沈静玉さんが失踪した年代(昭和60年前後)に各地で若い女性が多数失踪していることを始めいくつかの要素から拉致の可能性を排除できないと考えるものである。

大阪府警HP

http://www.police.pref.osaka.jp/

《特定失踪者・佐々木正和さんについて》

◆氏名:佐々木 正和

(ささきまさかず)

◆失踪年月日:昭和62(1987)年11月末

◆生年月日:昭和25(1950)年8月15日

◆性別:男

◆当時の年齢:37歳

◆当時の住所:埼玉県大宮市宮原町(現・さいたま市北区宮原町)

◆当時の身分:家庭教師、塾講師をしていた(正確には不明)。

◆身長:168cm

◆血液型:A型

◆特徴:

1)30歳の時に胃ガンの手術

2)胸に赤くて四角の5cm位の疣

3)頭髪薄毛

4)真面目な性格で口数は少ない

◆失踪場所:埼玉県大宮市?

【失踪状況】

昭和62年11月末日、アパートの大家と話をした後、不明。

1人暮らしのためはっきりした日時がわからない。

実家に大家から12月に連絡があり、失踪が発覚。

部屋の中は荒らされていない。

現金10万円が部屋にあり、預金もそのまま。

免許証も置いたまま。

家族とは数ヶ月に一度顔を見る程度だった。

■埼玉県警HP

http://www.police.pref.saitama.lg.jp/

《特定失踪者・佐々木悦子さんについて》

◆氏名:佐々木 悦子

(ささきえつこ)

◆失踪年月日:平成3(1991)年4月22日

◆生年月日:昭和38(1963)年12月6日

◆性別:女性

◆当時の年齢:27歳

◆当時の住所:埼玉県浦和市(現・さいたま市緑区

◆当時の身分:埼玉銀行パート

◆身長:162cm

◆体重:52kg

◆血液型:AB型

◆特徴:

1)左目の下に泣きぼくろあり

2)両手共ふっくらとしているが指先が細い

3)頭髪は背中くらいまでで長め

◆失踪場所:埼玉県浦和市

【失踪状況】

当日仕事は休みだったが、特に家族に事情を伝えず、いつもどおりの出勤の時間に自宅を出かけたまま行方不明になった。

免許証、パスポートは自宅に置いたままで、銀行の預金もその後引き下ろされた形跡がない。

平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

■埼玉県警HP

http://www.police.pref.saitama.lg.jp/

《特定失踪者・植村留美さんについて》

◆氏名:植村 留美

(うえむらるみ)

◆失踪年月日:平成7(1995)年3月26日

◆生年月日:昭和46(1971)年7月14日

◆性別:女性

◆当時の年齢:23歳

◆当時の住所:大阪府堺市美原区

◆当時の身分:無職

◆身長:165cm

◆体重:74kg

◆特徴:

1)近視

2)色白

3)小太り

◆靴のサイズ:24.5cm

◆失踪場所:大阪府南河内郡美原町の自宅付近

【失踪状況】

同日朝6時ごろ、散歩に出たまま行方不明。

昼頃、駅など心当たりを探したが見つからないので夕方に警察に届けを出す。

近所の人たち、父の会社の社員など30人で川、山、小屋、空き家などを10日ほど探すが手がかり、目撃者なし。

当時、軽装で遠出する服装でなく、財布、バックも持たない。

大阪府警HP

http://www.police.pref.osaka.jp/

《特定失踪者・中村三奈子さんについて》

◆氏名:中村 三奈子

(なかむらみなこ)

◆失踪年月日:平成10(1998)年4月6日

◆生年月日:昭和54(1979)年9月18日

◆性別:女性

◆当時の年齢:18歳

◆当時の住所:新潟県長岡市

◆当時の身分:高校を卒業して予備校に行く準備中

◆身長:163cm

◆体重:56Kg

◆血液型:A型

◆特徴:

1)硬式テニスをやっている

2)その他のスポーツも好き

3)色白、えくぼがある

4)長い髪を三つ編みにしていた

◆足のサイズ:24cm

◆失踪場所:新潟県長岡市の自宅

【失踪状況】

4月6日午前中、予備校に入学金50万円を納めに行く予定がそのまま帰宅しない。

後日入学金の中から「3万円借ります」というメモとともに47万円が見つかる。

身支度は普段着のまま。持ち物は自分の白い財布だけ。所持金は5万円~8万円程度と思われる。

通常出かけるときは自転車を利用するがこのときは置いていった。

3月25日に自らパスポートを申請し、4月3日交付。長岡ではなく新潟の旅券センターまで行っている。

大韓航空で出国状況を問い合わせると、7日9時にソウルへ出国していた。

搭乗券を購入していた旅行会社によると、「中年のハスキーな声の女性から中村三奈子の名前で搭乗券の依頼あり。新潟空港で出発当日搭乗券を受け取るとのこと。出発当日の朝、この名前で女性に搭乗券を渡した。大きな荷物もなく、人を探している様子できょろきょろしながら国際線の階段を上がった」とのことだった。

中村三奈子の名前で中年のハスキーな声の女性で搭乗券の依頼あり。

旅行は慣れているので新潟空港で出発当日搭乗券を受け取る。帰りの便やホテルは必要ないと言った。

出発当日の朝、中村三奈子の名前で派手なブラウスを着た女性に搭乗券を渡したとのこと。

新潟県警HP

http://www.police.pref.niigata.jp/