もずの独り言・はてな版

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【みんな生きている】シェーンバッハ・サボー(24)/荒木和博編

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荒木和博(特定失踪者問題調査会代表)

■拉致は北朝鮮から日本に仕掛けられた戦争

今日はお疲さまです。

今竹下さんがおっしゃいましたように、来週金曜日の24日(この集会は5月19日)、デモと集会を行います。この会合が終わってから出口のところで特定失踪者のご家族がビラを配布させていただきます。是非受け取っていただき、お時間がある方はお参加いただき、お時間がない方は参加いただける方にお渡ししていただきたいと思います。

家族会の皆さんにもご案内を出しているんですが、飯塚代表は体調がすぐれず出られないというお電話をいただきました。その時、今日の集会にも出られないと聞いて、愕然としました。最初の代表である横田 滋さんも第二代代表の飯塚さんも来られないような状況になっているのが、残念ながら現状です。時間がないということは言うまでもありません。

さて、私は今酒は一滴も入っていません。しらふであるという前提で言いますが、拉致は戦争です。北朝鮮から日本に仕掛けられた戦争です。先ほど横田事務局長のご挨拶の時に、家族会・救う会北朝鮮へのメッセージに対して色々な批判があったという話がありました。

私も若干疑問を感じましたが、この場で金正恩キム・ジョンウン)に言わせてもらうとすれば、これがいつまでも続くことではない、ということです。みんな帰ってきても国交正常化に反対しない、帰ってきた人たちから何も聞かないということ。そして総理が無条件で金正恩に会うと言うことは、こんなにありがたいことはないと金正恩は思うべきだということです。

寺越昭二さんは、拉致の時点で殺されて海に沈められたと言われている。

それ以外にも数件はそういうことがあったのではないかと思われます。そして北朝鮮に行ってから殺された人、自然死であっても殺されたと同じようなものです。

そういう方々相当いるだろう。これを一体どういうふうに考えるのか。

単に話し合いで、握手をして笑って帰ってくるような問題ではない。相手は、自分たちは戦争をしているつもりで日本人をかっさらっていったわけですから、その人たちを取り返すためには、こちらも戦争であると覚悟をしなければいけない。

弾を撃つということだけではなくて、それも入っているとは思いますが、外交だろうが、それ以外の交渉であろうが、あるいは私たちが飛ばしている北朝鮮への電波もそうですが、すべてが弾丸であり、ミサイルであり、爆弾であるということです。自分たちが覚悟を持ってでも取り返そうとしない限りは、私はすべての拉致被害者を取り返すことはできないだろうと思います。

基本は北朝鮮が日本に仕掛けた戦争であって、アメリカは関係がありません。

我々の戦争です。我々が戦って取り戻すしか方法がないと思っています。

北朝鮮の中で膨大な人たちが、日本人拉致被害者もそうですが、在日朝鮮人帰国者、その日本人家族もそうです、そして今北朝鮮に住んでいるごく普通の、2千数百万人の大部分がまさに死んでいっているわけです。

その人たちのことを考えたら、私は敢えて言いますが、復讐をしなければならない。絶対に仇をとってやると思っています。15年間、小銃の射撃訓練もしてきましたので、必要であればそういうことも含めてですね。

とにかく今、家族会・救う会のメッセージがあり、総理が無条件で会うと言っている。こんな時を逃したら、金正恩にはもうチャンスはこないと、北朝鮮につながっている方は是非ともお伝えいただきたい。

以上で私のご挨拶に代えたいと思います。

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

北朝鮮人権人道ネットワークfacebook

http://www.facebook.com/nknet2015

■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。

<原文>

『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』

https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx

<日本語訳>

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』

https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

《特定失踪者・金田竜光さんについて》

◆氏名:金田 竜光

(かねだたつみつ)

◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ

◆生年月日:昭和27(1952)年

◆性別:男

◆当時の年齢:26歳

◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木

◆当時の身分:中華料理店「来大」の店員

◆身長:180cm

◆特徴:

1)非常に痩せていた

2)右小鼻から右目にかけて薄いあざ

3)明るく社交的で友人が多かった

◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】

金田さんは韓国籍

田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。

幼少の折に両親が離婚し、神戸市の児童養護施設に姉と共に預けられる。

昭和43年に同施設を卒園(田中 実さんも同年卒園、ただし田中さんは高卒で3歳年上)。

昭和52年頃、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営する中華料理店「来大」に勤務。

昭和53年には田中 実さんを「来大」に紹介し、共に働く。

同じ年の6月6日、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。その後半年程して、田中 実さん投函によるオーストリアからの国際郵便を受け取る。

その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。田中 実さんの誘いを受け入れ、打ち合わせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。

連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。

その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。

救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.