もずの独り言・はてな版

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】新型コロナウイルス編[後遺症・金沢医科大学]/KTK

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新型コロナウイルスに打ち勝って、安心安全に拉致被害者を迎えよう!-

《ウイルスじゃなくて、拉致被害者を返せ!【特集】終わらないコロナ後遺症 脱毛・倦怠感・嗅覚・味覚異常…その実態は 金沢医科大学を取材》

女性の脱毛は特に辛いかと思います。こういった記事を読んで節度ある行動を…

■こうなるとは思わなかった…コロナ後遺症を訴える声多数

新型コロナウイルスに感染して回復したあとも、息苦しさや倦怠感、嗅覚・味覚障害や脱毛等、「後遺症」とされる症状に苦しむ患者が数多く出てきている。

まだ、実態が掴み切れていない「コロナ後遺症」… 患者たちの声、症状に向き合う医師、そして、研究の最前線を取材した。

和歌山県内に住む30代の女性。新型コロナに感染したのは、去年8月のことだが、今も、後遺症が続いていると話す。

「退院してからがすごくしんどかった。ご飯もあまり食べられなかったし、買い物も人混みにいるからか、すごく気分が悪くなってきて、買い物してられない状態になり、帰るということも」

(後遺症に悩む女性・30代)

女性は、退院したあとも、嗅覚・味覚の異常や偏頭痛等の症状に悩まされてきたという。

さらに、新たな症状もー。

■髪の毛が抜けていく…終わらない症状に経済的な負担も

「頭を洗って、指に絡む抜け毛がすごく目につきだした。髪を乾かして、ゆすっていたら、どんどん落ちていったので」

(後遺症に悩む女性)

脱毛はなかなか収まらず、女性の不安は募っていったという。

「これは時期的なものなのか、後遺症なのか…判断がつかなかったので、しばらく様子をみてみたが、これ以上抜けたら、外に出られないかも…と思ったりして、すごく不安になった」

(後遺症に悩む女性)

これらの症状が出始めたのは、去年9月ごろ。当時は、コロナに「後遺症」があると知られていなかったため、病院を訪れても、相談にも乗ってもらえなかったという。5カ月が経つ中、診察や薬等にかかる費用は、月2万円ほど。金銭面の負担も重くのしかかっている。

「今後もずっと続くとなったら、それも含めて生活費を考えないといけないのでしんどい。完治までは程遠い気がして。まだ先が見えない」

(後遺症に悩む女性)

■退院した人の半数近くが「後遺症」訴える…和歌山県の調査

去年12月、和歌山県田辺市の保健所では、新型コロナに感染し、12日間の入院を終えた男性からその後の体調を聞き取っていた。

「お食事のにおいがわかりづらいことが続いているということでしたが、それはいかがですか?」

保健師

「それもほとんど戻ってきた状態です」

(退院した人)

「味はわかりますか?」

保健師

「味は最初からわかっています」

(退院した人)

質問は、呼吸器症状や吐き気、倦怠感等、10項目以上。退院後も、症状を訴える人が少なくないという。

和歌山県では、去年9月、全国に先駆けて、後遺症に関するアンケートを独自に実施した。

退院した216人のうち、163人が回答。46%の人が「何らかの症状が残っている」と答えたという。中でも、嗅覚障害が最も多く、脱毛については、16%の人が症状を訴えた。

「結構、働き盛りの人で、後遺症を訴えている人が多い。脱毛という症状が男女同じ比率で、年齢も幅広くあった。後遺症に苦しんでおられる方もいらっしゃるんだというのは、我々、保険医療に携わる者は、十分理解する必要がある」

和歌山県・野尻孝子技監〈去年12月〉)

■後遺症専門外来を開設 院長「こんなに後遺症が出る感染症は見たことがない」

東京都渋谷区にあるヒラハタクリニック。

全国的にも珍しい新型コロナの後遺症専門の外来診察を行っている。

「だいたい、どれぐらいの期間でよくなりますか?」

(後遺症患者の男性)

「数か月でマシになるが、消えてなくなるかはわからない」

(ヒラハタクリニック・平畑光一院長)

もともと、消化器系等を専門として診察をしていた平畑院長。

去年3月、患者が後遺症と思われる症状を訴えたことをきっかけに、新型コロナの「後遺症専門の外来」を始めた。

今では、朝の午前9時半から日が変わるまで、毎日50人ほどを診察し続けている。

「コロナの後遺症では、20代~40代が圧倒的に多い。他の感染症とは全く別物。こんなに後遺症が出る感染症は見たことがない」

(平畑光一院長)

「退院してから20日経つが、発熱がずっと続いている。退院=完治だと思っていたが、間違いだったなと」

(後遺症患者の男性)

■オンラインで全国の患者に対応するが…オンライン診察に700人が殺到

後遺症の専門外来は、まだ数が少ないため、ヒラハタクリニックでは、オンラインでの診察も行っている。これまでに診察した人は、北海道から沖縄まで、700人を超えるという。

「甘いとかしょっぱいは分かるが、それ以外の味覚がない。きょうもシチューを食べたが、油を食べているような感覚」

(オンライン利用者)

平畑院長は、これまでの診察の中で、分かってきたことも多いと話す。

「脱毛や味覚・嗅覚障害は亜鉛不足でも起きる症状。今回、コロナの後遺症の人たちは、血液検査をすると、かなりの確率で亜鉛が足りていない。ちょっと低い、あるいは、結構低い。亜鉛を補充してもらうだけで、少し良くなる方がいるので、亜鉛が結構、悪さしてるんじゃないかと想定している」

(平畑光一院長)

こうした症例の蓄積が、今後、後遺症の治療に役立てば…と院長は考えている。

「うちだけでは、とても賄えない。何万人をうちだけで、診られるわけがない。それぞれの地域の先生方に診てもらう。その知識やノウハウは公開して、使っていただければと思う」

(平畑光一院長)

■始まった後遺症の研究…メカニズムを解明できるか

後遺症に関する事例は、海外でも報告されている。

中国・武漢市の医師たちでつくる研究チームが1月8日に発表した論文によると、退院から半年以上が経過した患者、1,733人のうち、およそ76%が筋力低下、睡眠障害や脱毛等、何らかの後遺症を訴えている。

また、日本国内でも後遺症に関する研究がスタートした。厚生労働省が、3つの研究チームに補助金を出し、後遺症の研究を後押ししている。

そのうちの1つ、金沢医科大学では、嗅覚・味覚異常に特化した研究を行っている。早ければ1月末から、全国的なアンケート調査を実施する予定だ。調査では匂いのしみ込んだ12種類のシートを嗅いでもらい、嗅覚に異常がないか検査を行う。どのくらいの人に、嗅覚・味覚障害が起きていて、それが、どのくらいの期間続くのか、調べる予定だ。

嗅覚・味覚障害は、重症者よりも、中等症や軽症の患者、さらには、比較的、若い世代に多く見られることも分かってきた。

「嗅覚障害の場合は、鼻の中の嗅神経の周りにある細胞に、ウイルスの受容体が、非常にたくさんある。その部分にウイルスが付着して、細胞の中に入って、神経そのものにまでダメージが及ぶと、1か月、2か月、3か月…半年と障害が残ると考えられている」

金沢医科大学・三輪高喜教授)

少しずつ研究が進み始めたものの、いまだ、実態をつかみ切れていない“コロナ後遺症”。

その原因が解き明かされるまでは、何よりも感染を避けることが最善の処方箋だと言えそうだ。

(かんさい情報ネットten.2021年1月19日放送)

厚生労働省HP-新型コロナウイルス感染症について-

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

■「病院で働く人に捧ぐ歌!」byBORO

https://youtu.be/siGCm08bfgM

■『病院で働く人に捧ぐ歌!』ミュージアムFacebook

https://facebook.com/groups/261119665333231?src=email_notif

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

拉致問題対策本部公式動画チャンネル

https://youtube.com/c/rachitaichannel

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

石川県警HP

http://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/

救う会石川facebook

https://facebook.com/%E6%95%91%E3%81%86%E4%BC%9A-%E7%9F%B3%E5%B7%9D-1296296503804796/

■寺越事件ビデオメッセージ

https://youtube.com/watch?feature=share&v=byyW4mLz96w&fbclid=IwAR1NT_H28S_rMQGbdQaRIZ-c-TqW1bntci9vewFUbRCn-NRWf5aHt0_pyH4

■寺越事件についてのライブ

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=MgY0vfFzdVk

■北陸3県有志の会ブログ

http://koudousuruhokuriku.seesaa.net/

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

■特定失踪者家族会Facebook

https://www.facebook.com/rachikaiketsu/

■荒木和博BLOG

http://araki.way-nifty.com/araki/

北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP

http://hrnk.trycomp.net/

■No Fence北朝鮮強制収容所をなくすアクションの会HP

http://www.nofence.jp/

北朝鮮の武器取引に潜入 ドキュメンタリー『ザ・モウル』

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR3vdAu-Y2vddqN2pA5PDDZuXKDMnZHAUkt2G-NK-fDnv93z-dmS0ZhJrFU&feature=youtu.be&v=TZM-cjjOcEY

北朝鮮人権人道ネットワークfacebook

http://www.facebook.com/nknet2015

■自由朝鮮HP

http://cheollimacivildefense.org/

■実録!絵で見る北朝鮮「教化所」拷問の実態「THE FACT」

https://youtu.be/QBJcDDGwdFo

アメリ北朝鮮人権委員会(HRNK)HP

https://www.hrnk.org/

■VOA拉致問題動画

https://youtu.be/o2i_u8y8GJM

■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。

<原文>

『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』

https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx

<日本語訳>

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』

https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html

■加藤 健ブログ「天を回せ!ロビー活動で挑む」

http://kenkato.blog.jp/

■ベナTVHP

http://www.benamu.org

■ベナTVブログ

http://blog.naver.com/benamu1004

■ベナTVFacebook

http://www.facebook.com/bnatv1004

北朝鮮を離れて自由へ★イ・エラン★のブログ

http://blog.goo.ne.jp/aeran2000

■姜哲煥(カン・チョルファン)さん動画

https://www.youtube.com/watch?v=T8wXjTN2W8E&feature=youtu.be

脱北者トーク番組動画

https://www.youtube.com/watch?v=KJZWxe9P-L8&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[前編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=zCPxzwHK8fQ&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[後編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=bq4sYy6d6EA&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画(3)

https://youtu.be/pMC2G7akiiM

■ベナTV(日本語版)

https://www.youtube.com/watch?v=4YHLDtOoJOo

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=KeCTTaSgwx4&feature=youtu.be

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=_WZoh00PGV8

■ベナTV脱北者日本語字幕版

https://www.youtube.com/playlist?list=PLS0GqKLezT4179A9Wy4smneKYQxrq2shl

◆昭和52(1977)年9月19日

宇出津(うしつ)事件

被害者:久米 裕さん(Yutaka Kume)

(拉致被害時52歳)

※This person was Abduction by North Korea

石川県宇出津海岸付近にて失踪。

北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。

捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。

平成18年2月の日・朝包括並行協議では、北朝鮮側は、金世鎬について「かかる人物は承知していない」としつつ、我が方からの関連情報提供を前提に、同人特定のための調査を行う旨回答している。

石川県警HP

http://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/

■久米 裕さんが警備員をやっていた東京三鷹市役所前で

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=LTTHwxzjBP4

[September 19, 1977: Ushitsu case]

Abductee: Yutaka Kume (52, male, Ishikawa Prefecture)

Disappeared off the coast of Ushitsu in Ishikawa Prefecture.

North Korea denies all knowledge of Yutaka Kume having entered North Korean territory. The Japanese authorities issued an arrest warrant for North Korean agent Kim Se-Ho, the main suspect in this case, in January 2003 and listed him with Interpol. The GoJ demands that North Korea extradite Kim to Japan. In the Japan-North Korea Comprehensive Talks held in February 2006, the North Korean side asserted that it knows nothing of a Kim Se-Ho and has asserted that, if Japan provides all relevant information, North Korea will launch an investigation to identify him.

救う会認定拉致被害者・寺越昭二さんについて》

◆氏名:寺越 昭二

(てらこししょうじ)

(Shouji Terakoshi)

※This person was Abduction by North Korea

◆失踪年月日:昭和38(1963)年5月11日

◆生年月日:昭和2(1927)3月31日

◆性別:男

◆当時の年齢:36歳

◆当時の住所:石川県羽咋郡志賀町

◆当時の身分:漁師

◆身長:170cm

◆失踪場所:石川県能登半島

【失踪状況】

弟の寺越外雄さん(当時24歳)と甥の寺越武志さん(当時13歳)と高浜漁港を出港し、能登半島沖へ漁に出たまま行方不明になる。

翌日沖合7kmに漁船だけが漂流しているのが発見された。

漁船には他船に衝突されたような損傷があり、塗料も付着していた。

昭和62(1987)年1月22日、外雄さんから姉に北朝鮮平壌で生活しているという手紙が届いた。

北朝鮮の説明によれば昭二さんは1968年3月30日、心臓病のため病死したとされているが確認されていない。

工作員安明進(アン・ミョンジン)氏が教官から聞いた話として、日本に侵入するところを目撃されたため、昭二さんは拳銃で射殺されて海に沈められ、外雄さんと武志さんは拉致されたとのこと。

明らかな拉致であるにかかわらず、武志さんが後に「北朝鮮に救助された」と拉致を否定したことから日本政府は拉致認定していない。

石川県警HP

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救う会兵庫HP

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救う会認定拉致被害者・寺越外雄さんについて》

◆氏名:寺越 外雄

(てらこしそとお)

(Soto-o Terakoshi)

※This person was Abduction by North Korea

◆失踪年月日:昭和38(1963)年5月11日

◆生年月日:昭和14(1939)年2月7日

◆性別:男

◆当時の年齢:24歳

◆当時の住所:石川県羽咋郡志賀町

◆当時の身分:漁師

◆身長:170cm

◆失踪場所:石川県能登半島

【失踪状況】

兄の寺越昭二さん(当時36歳)と甥の寺越武志さん(当時13歳)と高浜漁港を出港し、能登半島沖へ漁に出たまま行方不明になる。

翌日沖合7kmに漁船だけが漂流しているのが発見された。

漁船には他船に衝突されたような損傷があり、塗料も付着していた。

昭和62(1987)年1月22日、外雄さんから姉に北朝鮮平壌で生活しているという手紙が届いた。

工作員安明進(アン・ミョンジン)氏が教官から聞いた話として、日本に侵入するところを目撃されたため、昭二さんは拳銃で射殺されて海に沈められ、外雄さんと武志さんは拉致されたとのこと。

平成6(1994)年、北朝鮮の亀城で死去したとされる。

明らかな拉致であるにかかわらず、甥の武志さんが後に「北朝鮮に救助された」と拉致を否定したことから日本政府は拉致認定していない。

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救う会認定拉致被害者・寺越武志さんについて》

◆氏名:寺越 武志

(てらこしたけし)

(Takeshi Terakoshi)

※This person was Abduction by North Korea

◆失踪年月日:昭和38(1963)年5月11日

◆生年月日:昭和24 (1949)年9月21日

◆性別:男

◆当時の年齢:13歳

◆当時の住所:石川県羽咋郡志賀町

◆当時の身分:中学生

◆失踪場所:石川県能登半島

【失踪状況】

2人の叔父寺越昭二さん(当時36歳)と寺越外雄さん(当時24歳)とともに高浜漁港を出港し、能登半島沖へ漁に出たまま行方不明になる。

翌日沖合7kmに漁船だけが漂流しているのが発見された。

漁船には他船に衝突されたような損傷があり、塗料も付着していた。

昭和62(1987)年1月22日、外雄さんから北朝鮮平壌で生活しているという手紙が届き、生存していることが判明した。

同年8月、北朝鮮とパイプがあった地元選出の社会党(現・社民党)代議士と家族が一緒に訪朝、平壌を訪れ外雄さんと武志さんに会った。

それ以降、母は彼に会うために数ヶ月に1度の割合で頻繁に訪朝するようになる。

一方父親は2001年7月に訪朝した際そのまま北朝鮮に留まり、武志さん一家と平壌市内で生活、2008年に逝去した。

1997年7月11日、石川県金沢市を本籍として戸籍を回復している。

北朝鮮では金英浩と名乗っていて、肩書きは平壌市職業総同盟副委員長。

平成14(2002) 年10月3日(拉致被害者5名の帰国の12日前)に、朝鮮労働党員及び労働団体の代表団の副団長として日本を訪れ、石川県の生家に宿泊した。

明らかな拉致であるにかかわらず、本人が「北朝鮮に救助された」と拉致を否定したことから日本政府は拉致認定していない。

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【寺越事件とは】

昭和38年(1963)5月11日、石川県羽咋郡志賀町沖合にてメバル漁操業中だった寺越昭二さん(36歳)、寺越外雄さん(24歳)、寺越武志さん(13歳)が行方不明となり、死亡認定された後の昭和62年(1987)1月22日に北朝鮮にて生存を伝える手紙が親族のもとに届き判明した事件。現在は武志さんのみ北朝鮮で生存しています。

先日逝去された寺越文雄さん(神戸市東灘区在住)は外雄さんの兄、外雄さんが北朝鮮でもうけた家族への支援を続けていました。

文雄さんは、北朝鮮で一大事が発生したときに、このままでは救出すべき対象から、彼らが外れてしまうのではないかと心配して、

1.外雄の拉致認定

2.人身保護請求

3.家族の日本国籍の確認

を政府に求めて行動を開始していた矢先、病に倒れ帰らぬ人となってしまいました。

昭和62年、生存の知らせを受け、寺越家は関係各機関に救出の要請をしました。そして、当時社会党衆議院議員だった嶋崎 譲氏が北朝鮮当局との交渉を担当し、寺越事件は「海難事故」とされ、寺越家は分裂してゆくことになります。

政府は寺越家の3人を拉致認定しない理由として、寺越武志さんが一時帰国を果たした折、自ら「拉致ではない」と否定したことを第一の理由としていますが、事件が明らかになった時点で、政府が全面的にこれを引き受けて交渉していれば、今のような事にはなっていなかったはずです。

私たち救う会兵庫は、亡き寺越文雄さんの遺志を引き継ぎ、外雄さんの家族の救出へと繋がる国籍認定を引き続き、政府に求めてまいります。

救う会兵庫・長瀬 猛さん)

《特定失踪者・明石靖彦さんについて》

◆氏名:明石 靖彦

(あかいしやすひこ)

(Yasuhiko Akaishi)

◆失踪年月日:昭和50(1975)年5月18日

◆生年月日:昭和35(1960)年6月1日

◆性別:男

◆当時の年齢:14歳

◆当時の住所:石川県珠洲市蛸島

◆当時の身分:中学3年生

◆身長:165cmくらい

◆体重:55kgくらい

◆血液型:B型

◆失踪場所:石川県珠洲市蛸島町鉢ヶ崎海水浴場付近

【失踪状況】

朝、「すぐ帰る」と言って自転車で自宅を出たまま帰宅せず。

鉢ヶ崎海水浴場付近で自転車が発見され、沖合にボートが浮いていてその中に靖彦さんの草履と靴下があった。

ボートは倉庫に保管されていたもの。

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

【荒木和博・特定失踪者問題調査会代表による明石靖彦さん失踪事件の解説】

北朝鮮の拉致を疑わせる事案には度々変な遺留品が登場します。例えば昭和50年(1975)に失踪した明石靖彦さんのケース。失踪後海上で発見されたボートの中に本人の遺留品がありました。

当時町内会長で捜索に当たった方からお話しを伺いましたが、ボートの中には本人の草履と海水パンツがあったとのこと。前の記録は草履と靴下だったので、他の証言と合わせ明石さんの件については他のことも含め今回入手した情報とこれまであった情報を突き合わせなければなりませんが、海水パンツだったとすれば5月18日の能登で海水浴をするはずもなく、海水パンツを脱いで海に飛び込むとも思えません。最初の情報の靴下だったとしても靴下を履いた上に草履を履くとも思えません。どちらにしても不自然です。

これらは本人が海難事故で死亡したことを偽装するためのものである可能性があります。山本美保さんや秋田美輪さんの海岸に落ちていたバッグも本人が自殺したように見せかけるものでしょう。

しかし、何か頓珍漢なところが北朝鮮のやることです。「いちおうマニュアルでは『偽装工作をせよ』と書いてあるが、何人拉致しても何もしてこないんだから、とりあえず何か置いとけば良いだろう」といういいかげんなやり方だったのではないか。そんな気がしてしかたありません。

《特定失踪者・安達俊之さんについて》

◆氏名:安達 俊之

(あだちとしゆき)

(Toshiyuki Adachi)

◆失踪年月日:昭和56(1981)年6月20日

◆生年月日:昭和38(1963)年1月16日

◆性別:男

◆当時の年齢:18歳

◆当時の住所:石川県白山市

◆当時の身分:金沢国際ホテル社員で、給仕

◆身長:168cm

◆特徴:

1)中肉中背

2)鮎釣りが好き

◆失踪場所:石川県石川郡鶴来町の友人宅を出てから

【失踪状況】

女性を自宅まで送るといって、自身の車で友人宅を出たまま2人とも行方不明。

失踪当日、車で母親を歯医者に送りそのまま出勤。午後6時頃、同僚の女性とともに友人宅を訪れるが、友人は不在で家人が対応。

その後午後7時~7時半の間、別の友人が白山町交差点で助手席に女性を乗せている俊之さんの車とすれ違ったのが最後の目撃情報。

その日は帰ってこなかったが、それまでも2~3日家を留守にすることがあったので両親も特段気にとめなかったが、22日か23日に勤務先から無断欠勤しているという連絡があって失踪に気づいた。

6月のホテルの給料を取りに来ておらず、通帳も印鑑も持たず、まとまった金銭も持っていない。自動車も見つかっていない。

28日夕方、自宅に電話があり、「俊之つかまっているよ」との内容。幼い女の子のようなたどたどしい言葉だった。

その10分後にも無言電話があった。

■安達俊之さん失踪に関わる現場からのライブ

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=I-OoahuAM3A

《特定失踪者・小西能幸さんについて》

◆氏名:小西 能幸

(こにしよしゆき)

(Yoshiyuki Konishi)

◆失踪年月日:昭和29(1954)年4月22日

◆生年月日:昭和8(1933)年9月21日

◆性別:男

◆当時の年齢:20歳

◆当時の住所:石川県輪島市河井町二部12-2

◆当時の身分:家の旅館を手伝っていた

◆身長:165cm

◆失踪場所:石川県穴水町

【失踪状況】

自宅を出るとき、下駄履きで荷物も何一つ持たず、母と目を合わせたが一言も話さなかったので、家族は近所にでも出かけたものと思った。

その日、七尾線輪島駅から午前7時半頃の金沢行きに乗り、3つ目の穴水町で下車したのを近所の人が見たとのこと。

前日夜に自室で小銭を数えているような音を旅館の女中が聞いている。

小遣いを貰っていなかったので、所持金は小銭程度と思われる。

身障者の兄が働かなくても生活できるように、母は旅館を開業していた。そのため本人は、自分が邪魔であると感じており、チャンスがあれば家を出ようと思っていたようだ。

《特定失踪者・坂下喜美夫さんについて》

◆氏名:坂下 喜美夫

(さかしたきみお)

(Kimio Sakashita)

◆失踪年月日:昭和38(1963)年

◆生年月日:昭和8(1933)年2月9日

◆性別:男

◆当時の年齢:30歳

◆当時の住所:石川県七尾市

◆当時の身分:親戚の乾物屋に勤務。以前は金沢の陸上自衛隊にいた

◆身長:160cm

◆特徴:

1)中肉

2)口数は少ない方

3)飲酒する

◆失踪場所:石川県七尾市作事町

【失踪状況】

乾物屋の仕事で自転車で配達に出てそのまま自転車ごと失踪。

財布、運転免許証も家に置いたまま。

七尾市に来る前は金沢の自衛隊に勤務していた。

《特定失踪者・七條 一さんについて》

◆氏名:七條 一

(しちじょうはじめ)

(Hajime Shichijou)

◆失踪年月日:昭和45(1970)年2月10日

◆生年月日:昭和23(1948)年8月22日

◆性別:男

◆当時の年齢:21歳

◆当時の住所:東京都杉並区方南町1-24-12 三枝アパート

◆当時の身分:明治大学政経学部政治学科3年生

◆血液型:O型

◆身長:165cm

◆靴のサイズ:24.5cm

◆特徴:

1)中肉中背

2)右利き

3)眼鏡着用

4)盲腸の手術痕あり

◆失踪場所:石川県金沢市

【失踪状況】

2月3日早朝、下宿を出て北陸方面へ旅行に。

8日に能登を回って西宮市の母の実家に立ちより、徳島に帰る予定で、金沢市ユースホステルを出発し、輪島市で宿泊。

9日「能登を回ってバスが遅れ、大阪行きの汽車に遅れた」と同じ金沢市ユースホステルに再度宿泊。

10日朝出発し、以後消息不明。

「雪が降っていたので兼六園の雪景色を見てくると言って10センチ位積もった雪の上を堤防の方に向かって歩いて行った」という証言と「東尋坊永平寺に回ると言って宿を出る」という証言がある。

2月10日は夕方のフェリーで西宮市の母の実家から祖父母を徳島に連れて帰り、翌日行われる法要に出席する約束をしていた。

事前に東京の下宿から法要出席のための背広を西宮の母の実家に送ってあった。また弟の受験のため、14日には弟と東京に行く約束をしていた。

北朝鮮にいるとの不確定情報がある。

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

石川県警HP

http://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

徳島県警HP

http://www.police.pref.tokushima.jp/

《特定失踪者・遠山文子さんについて》

◆氏名:遠山 文子

(とおやまふみこ)

(Fumiko To'yama)

◆失踪年月日:昭和48(1973)年7月

◆生年月日:昭和27(1952)年5月2日

◆性別:女性

◆当時の年齢:21歳

◆当時の住所:東京都墨田区押上

◆当時の身分:建設会社を退職直後

◆身長:157cm~158cm

◆特徴:左の頬にえくぼがある

◆失踪場所:石川県羽咋市。柴垣の海水浴場に滞在したことまでわかっている

【失踪状況】

交際中の男性とともに失踪。

3月末に家出して男性(非公開)とアパートに住む。

6月中旬に男性とともに退職した後、そのアパートを両親が訪ねたが1週間後に引き払う。

当初は墨田区押上に在住。

その後6月下旬から7月にかけて旅行した記録のアルバムなどが友人に送られてきて、それ以来消息不明。

アルバムには男性とともに福岡、東萩、津和野、札幌、女満別、知床、摩周湖、釧路、小樽、舞鶴、大阪、羽咋市柴垣の海水浴場と旅行した形跡を残す。

また、アルバムには写真ばかりではなく航空券、宿の領収証などが細かに張り付けてあり、途中で宿泊人数が4人になっている。

男性とは同じ職場で、同じ日に退社。

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

《特定失踪者・古川文夫さんについて》

◆氏名:古川 文夫

(ふるかわふみお)

(Fumio Furukawa)

◆失踪年月日:昭和45(1970)年2月

◆生年月日:昭和26(1951)年9月5日

◆性別:男

◆当時の年齢:18歳

◆当時の住所:兵庫県尼崎市

◆当時の身分:大工見習い

◆身長:160cm

◆血液型:O型

◆特徴:

1)痩せ型

2)髪型は七三分け

3)喘息の発作で時々息ができなくなる

4)酒は少々飲む

◆失踪場所:福井県

【失踪状況】

3日くらいの日程で北陸方面へ遊びに行くと家を出て行方不明。

出かけて3日目くらいに「あと3日ほどで帰る」との電話があったが帰宅せず。

さらにその後、石川県の消印で、質札が入った手紙が届いた。

質物件は本人のカメラなどだった。

その他、家出するような心当たりはなし。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

福井県警HP

http://www.pref.fukui.jp/kenkei/

《特定失踪者・丸山善昭さんについて》

◆氏名:丸山 善昭

(まるやまよしあき)

(Yoshiaki Maruyama)

◆失踪年月日:昭和41(1966)年3月31日

◆生年月日:昭和18(1943)年8月9日

◆性別:男

◆当時の年齢:22歳

◆当時の住所:石川県加賀市

◆当時の下宿先:福井県坂井郡三国町

◆当時の身分:漁船員(底引き網漁船)

◆身長:160cm

◆特徴:

1)面長

2)優しい人柄

3)酒好き

◆失踪当時の服装:当日は背広上下で裸足で下駄履きの格好

◆失踪場所:福井県坂井郡三国町三国漁港周辺

【失踪状況】

三国町の下宿に「加賀の実家に行ってくる」と伝言して出かけたまま行方不明となる。

当日は月末の給料日で、天気が良くても出港をしないことになっていた。

福井県警HP

http://www.pref.fukui.jp/kenkei/

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(Minoru Tanaka)

(拉致被害時28歳)

※This person was Abduction by North Korea

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

■田中 実さんと金田竜光さんについて

https://youtube.com/watch?v=eYfVEni7iBU

■田中 実さんと恩師渡辺友夫さんの話

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2aV3zzV5jXDLfx_WrzH2tBdYJ2Qm5isPvDJPvrZ8TXXf5DnX7Vy4068uo&t=71s&v=PfPNGVhejxk

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.