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【みんな生きている】北朝鮮が日本人女性を拉致する理由編[田口八重子さん]/CX〈埼玉〉

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-その命、見捨てますか?-

《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!北朝鮮が日本人女性を拉致する理由》

特定失踪者問題調査会副幹事長 杉野正治

■失踪者のおよそ3割から4割が女性

特定失踪者問題調査会に届けられた失踪者と警察庁のホームページに公開されている拉致の疑いのある失踪者は合計で約660名、うち女性は約200名あまりで、およそ3割から4割近くが女性です(もとの資料にもよります)。これが多いのか少ないのかわかりません。大まかに言えば世の中の男女比は1:1なのですから。ランダムに拉致をしていたとすれば少ないとも言えます。それともやはり女性を拉致する何らかの明確な目的があったのでしょうか。

■「日本人女性」であることの必要性

北朝鮮はなぜ日本人女性を必要としたのでしょうか。

1.日本人に扮して韓国に入国する工作員を養成する

北朝鮮の最大の目的は北朝鮮の政権による韓国との統一です。そのためには韓国で工作活動を行なったり親北朝鮮組織を構築したりするため、まず韓国に入国する必要があります。しかし北から南へは合法的に行けない。そうなると男性であれ女性であれ、日本人に扮するのが最も望ましいということになります。

実際に1988年に大韓航空機(KAL機)を爆破した金賢姫(キム・ヒョンヒ)は、男性工作員金勝一(キム・スンイル)とともに偽造のパスポートを携帯して日本人夫婦に扮して大韓航空機に乗り込み、自身が乗り換えたあとに時限爆弾を爆破させました(男性は逮捕時に服毒自殺で死亡)。この金賢姫は、拉致された日本人の教官李恩恵(リ・ウネ)=田口八重子さんと20ヶ月にわたって同居し、「日本人化」の訓練を受けました。日本語やその言い回し、日本人の立ち居振る舞い、日本の流行歌や唱歌など、あらゆることを彼女から教わったと述べています。昭和53(1978)年に拉致された蓮池 薫さんらも工作員を養成するための教官として日本語などを教えていたといいます。

日本人だと見られさえすれば、韓国のみならず世界中で信頼されるし、まして日本人夫婦を装えば疑われるリスクもより低くなります。

2.拉致した日本人同士で家庭を築くため

北朝鮮にとって日本人拉致の大きな目的の一つは、工作員の養成とともに日本の高度な知識や技術を得ることです。女性の拉致は、あるいはその人と結婚させることが目的だったのではないでしょうか。

日本人男性を拉致したとすると、彼を北朝鮮に定着させなければなりません。心ならずも北朝鮮に来てしまったその男性は、突然自分の身に降り掛かった境遇から逃れることで頭が一杯で、その能力を発揮するには程遠い精神状態となります。不安定な彼を北朝鮮に留めるためには、結婚して家庭を持つことが一番です。孤独に苛まれながら日々を過ごしているところに日本語を解する妻がいれば、さぞかし心強く感じることでしょう。さらに二人の間に子供が生まれれば、その男性は子供のために必死になって働きます。ただ大抵の場合、子供は幼少期のうちに両親から引き離されて別に住むことになります。こうすることで、北朝鮮は子供を人質にして拉致した日本人をコントロールすることができるのです。

昭和45(1970)年に日本航空よど号」を乗っ取り、北朝鮮に渡った9名の若い男性たちは、北朝鮮に渡ってまもなく精神的に不安定になったといいます。そもそも日本で「革命」を起こすために、日本の旅客機を乗っ取って共産国に渡り、軍事訓練を受けることが彼らの目的でした。ところが北朝鮮に行ったはいいが日本には帰れない。極度の不安に陥った彼らに、北朝鮮は妻を持たせようと考えました。ハイジャック事件からおよそ5年後の昭和50年~51年頃、日本国内で親北朝鮮の活動をしていた女性たちが、第三国を経由するなどして日本を離れ、北朝鮮に渡ってよど号犯らと結婚したのです。また一人は日本から拉致をした福留貴美子さんでした。

昭和53(1978)年の蓮池 薫さん・祐木子さん、地村保志さん・富貴恵さんなどの「アベック拉致事件」はよく知られています。これらを含め、昭和40年代後半から50年代末にかけて、アベックや夫婦で失踪するケースは未遂も含めて10数件見られます。これも拉致した日本人を定着させるために、最初から男女を狙ったというということも十分に考えられます。

さらに1978年には韓国の映画監督申相玉シン・サンオク)と、その元妻で女優の崔銀姫チェ・ウニ)が北朝鮮に拉致をされました。北朝鮮崔銀姫を拉致し、これを探しに行った申相玉を拉致しています(二人は後に北朝鮮を脱出してアメリカに亡命し、北朝鮮の実態を描いた映画を作ります)。そこで申相玉は、北朝鮮に拉致されたときに密かに録音した金正日キム・ジョンイル)の肉声を公開しています。テープにはこう残されていました。「あなたを我が国に連れてくるよう私が指示した。しかしあなたを連れてくることが困難だったので、まず崔銀姫先生を拉致したのだ」。北朝鮮は拉致をする際も男女の関係を利用したのです。

■拉致の対象者を見つける

以前にも述べたように、拉致の対象者を選定するのはそう簡単ではありません。拉致をするためには、対象者がどんな家族構成でどんな生活パターンなのか、あるいは何か悩みを抱えているかなど、その人の詳細を把握する必要があります。あくまで想像ですが、拉致をした男性を北朝鮮に定着させるために、あらかじめ彼から結婚相手として容姿や性格などある程度の好みを聴取し、それに近い女性を拉致するように指令したのではないでしょうか。

失踪した女性は、和裁や洋裁の学校に通っていたという人が数多います。ほとんどが若い女性です。昭和50年くらいまで和裁・洋裁の学校は「花嫁修業」のために多くの女性が通っていました。こうしたところはいわゆる個人情報を持っているし行動パターンも把握している。容姿や性格などもよく知っている。例えば拉致の対象者を探し出そうとする人物が「見合い相手を探してるんだけど、ポッチャリ型でおとなしい感じのいい子はいないかな?」と持ちかけると、教室を経営する世話好きなおばさんは、何十人もいる教室の生徒の中から、提示された条件に近い女性を探し出すのです。すでに「花嫁修業」はできています(※あくまで私のイメージですが)。

もちろんこのお節介なおばさんは、全く拉致の認識はありません。一方でニセのお見合い相手を探すよう依頼した人物は、間違いなく日本国内で活動している工作員か工作補助員です。あるとき、このおばさんが探しだした女性を、これまた拉致した日本人男性と結婚させるために拉致するのです。和裁・洋裁教室に限らず、個人情報を把握できる空間であれば、拉致の対象者を選定することが可能になってくるのです。

日本人女性はホスピタリティーが高く、穏やかで、頭も切れる。化粧やファッションにも敏感で優れたセンスを持っている。日本人女性と家庭を持つことは、ステータスの高さを示すものでもあります。あるいは拉致された日本人同士が、北朝鮮の中で助け合ったり励まし合ったりしながら救出されるのを待っているはずです。その一方、家庭を築くことで祖国日本への帰国がますます難しくなることは、蓮池夫妻、地村夫妻、そして曽我ひとみさんやジェンキンスさんなどを見てもよくわかります。

(7月6日)

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

[お知らせ]

映画『めぐみへの誓い』を6月18日(金曜日)からネット配信します。

視聴にはチケット(1,500円)が必要です。

■チケットはコチラ↓

https://blog.nicovideo.jp/niconews/153039.html

田口八重子さんのご家族のメッセージ

http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_1.html

田口八重子さんのご家族のメッセージ(英語版)

http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_1en.html

■飯塚耕一郎さんビデオメッセージ

https://www.rachi.go.jp/jp/message/videomessage_inter08.html

田口八重子さんについて

https://youtube.com/watch?v=uvvx_abelag

■藤田隆司さんfacebook

http://ja-jp.facebook.com/takasi.fujita.3

■荒木和博・藤田隆司ライブ

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR3zD_EB5FOTWt5M7uYOCDU-EdUolYHb3LJLApius8Y0e7P-2tnAr2a8OKg&v=fjewqjS_hfk&feature=youtu.be

拉致被害者・特定失踪者家族 国会前での訴え

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR3pu3bmTciYeAeFx--BNRSqq1haMeWmITvqdGl_Oy7pjm0w7gc7gAxGEZU&feature=emb_logo&v=njmoLnj8Jsw

■緑風香ブログ

http://ryokuhuuka.wordpress.com/

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

拉致問題対策本部公式動画チャンネル

https://youtube.com/c/rachitaichannel

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

■埼玉県警HP

http://www.police.pref.saitama.lg.jp/

救う会埼玉HP

https://sukuukais.wixsite.com/website-1

救う会埼玉facebook

https://facebook.com/groups/2167755880132738?src=email_notif

拉致問題を考える川口の会HP

http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm

拉致問題を考える川口の会活動報告

http://kwgch.blogspot.com/?m=1

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

■特定失踪者家族会Facebook

https://www.facebook.com/rachikaiketsu/

北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP

http://hrnk.trycomp.net/

■No Fence北朝鮮強制収容所をなくすアクションの会HP

http://www.nofence.jp/

北朝鮮の武器取引に潜入 ドキュメンタリー『ザ・モウル』

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR3vdAu-Y2vddqN2pA5PDDZuXKDMnZHAUkt2G-NK-fDnv93z-dmS0ZhJrFU&feature=youtu.be&v=TZM-cjjOcEY

北朝鮮人権人道ネットワークfacebook

http://www.facebook.com/nknet2015

■自由朝鮮HP

http://cheollimacivildefense.org/

■実録!絵で見る北朝鮮「教化所」拷問の実態「THE FACT」

https://youtu.be/QBJcDDGwdFo

アメリ北朝鮮人権委員会(HRNK)HP

https://www.hrnk.org/

■VOA拉致問題動画

https://youtu.be/o2i_u8y8GJM

■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。

<原文>

『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』

https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx

<日本語訳>

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』

https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html

■加藤 健ブログ「天を回せ!ロビー活動で挑む」

http://kenkato.blog.jp/

■ベナTVHP

http://www.benamu.org

■ベナTVブログ

http://blog.naver.com/benamu1004

■ベナTVFacebook

http://www.facebook.com/bnatv1004

北朝鮮を離れて自由へ★イ・エラン★のブログ

http://blog.goo.ne.jp/aeran2000

■姜哲煥(カン・チョルファン)さん動画

https://www.youtube.com/watch?v=T8wXjTN2W8E&feature=youtu.be

脱北者トーク番組動画

https://www.youtube.com/watch?v=KJZWxe9P-L8&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[前編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=zCPxzwHK8fQ&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[後編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=bq4sYy6d6EA&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画(3)

https://youtu.be/pMC2G7akiiM

■ベナTV(日本語版)

https://www.youtube.com/watch?v=4YHLDtOoJOo

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=KeCTTaSgwx4&feature=youtu.be

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=_WZoh00PGV8

■ベナTV脱北者日本語字幕版

https://www.youtube.com/playlist?list=PLS0GqKLezT4179A9Wy4smneKYQxrq2shl

◆昭和53(1978)年6月頃

李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案

被害者:田口八重子さん(Yaeko Taguchi)

(拉致被害時22歳)

※This person was Abduction by North Korea

昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。

北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。

平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。

(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」

※「八重子さんが北朝鮮南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」

拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)

■埼玉県警HP

http://www.police.pref.saitama.lg.jp/

救う会埼玉HP

http://sukuukai.gozaru.jp/

拉致問題を考える川口の会HP

http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm

上尾市民の会HP

http://www.emo.co.jp/rachi/list.html

大韓航空機(KAL機)爆破事件について

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=UCb2wKDDVm8

金賢姫氏・北朝鮮工作員について

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=w-uKZAujq8k

田口八重子さん救出ソング「必ずあなたを助けにゆくから」byタジユキヒロ

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2ayQh8x41DiCh1wKjHjgk86AJoRl14aFFPfZ4A26DI7wCl7v3xnMuOtws&v=0TU9k83uWqU

[In or around June 1978: Lee Un-Hae abducted]

Abductee: Yaeko Taguchi (22, female, Unknown)

Kim Hyon-Hui, a former North Korean agent convicted of the bombing of a Korean Airlines jet in November 1982, claims to have been trained to blend into Japanese society by a woman named Lee Un-Hae. Lee Un-Hae is thought to be Yaeko Taguchi, a woman reported as missing in Japan.

North Korea asserts that Ms. Taguchi married Tadaaki Hara in 1984 and, soon after Mr. Hara’s death from illness in 1986, died in an automobile accident. North Korea has, however, provided no documents or evidence to support these claims.

At a meeting in March 2009 between members of the Iizuka family, relatives of Ms. Yaeko Taguchi, and Kim Hyon-Hui, important new information regarding the whereabouts of Ms. Taguchi (see note) was gained from Ms. Kim. The GoJ is currently working to confirm this information.

Note: Ms. Kim said: "After returning from Macau in January 1987, I heard from a driver in February or March that Ms. Taguchi had been taken to an unknown location. I'd heard that in 1986 an abductee living alone had been made to marry, so I thought that Ms. Taguchi must also have gone somewhere to get married."

《特定失踪者・藤田 進さんについて》

※国連人権理事会(United Nations Human Rights Council=UNHRC)が調査要請を受理した事案

◆氏名:藤田 進

(ふじたすすむ)

Susumu Fujita)

◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日

◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日

◆性別:男

◆当時の年齢:19歳

◆当時の住所:埼玉県川口市南町

◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生

◆特徴:

1)家ではあまりしゃべらないタイプ

2)ギターがうまかった

◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅

【失踪状況】

失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。

後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。

脱北者北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。

平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

※昭和51年(1976)2月に川口市の自宅を出て失踪した藤田 進さんは北朝鮮から出た写真、目撃証言など、拉致の可能性が極めて高い特定失踪者の1人です。しかし最近藤田さんの情報について否定しようとする動きが複数見えており、これは逆に藤田さんが間違いなく拉致被害者であること、そしてそれを否定しなければならない理由があることを証明しています。

(荒木和博・特定失踪者問題調査会代表)

■埼玉県警HP

http://www.police.pref.saitama.lg.jp/

救う会埼玉HP

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■藤田 進さんについて

https://youtube.com/watch?v=zhciUDljkFQ&feature=emb_imp_woyt

■藤田隆司さんfacebook

http://ja-jp.facebook.com/takasi.fujita.3

■特定失踪者家族会ご家族の声ライブ・イイノホール

https://youtube.com/watch?v=_dQgVz7ZAOA&feature=emb_title

■緑風香ブログ

http://ryokuhuuka.wordpress.com/

拉致問題を考える川口の会HP

http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm

■藤田 進さんの弟・隆司さんのメッセージ(「たつ兄ゆみ姐のオレがやらなきゃ誰がやる!」第77回)はコチラ↓

https://youtube.com/watch?v=64bzGBTWKr4&t=1200s

《特定失踪者・新木 章さんについて》

◆氏名:新木 章

あらきあきら

Akira Araki)

◆失踪年月日:昭和52(1977)年5月21日

◆生年月日:昭和22(1947)年10月16日

◆性別:男

◆当時の年齢:29歳

◆当時の住所:埼玉県川口市栄町

◆当時の身分:銀行員(事務系、コンピュータを使う仕事)

◆身長:165cm

◆血液型:A型

◆特徴:

1)中肉中背

2)眼鏡使用

◆失踪当時の服装:黄色のチェックのシャツにジャケット着用

◆失踪場所:埼玉県川口市

【失踪状況】

「買い物に行く。午後6時か7時には帰る」と川口市の自宅を出たまま失踪。

仕事上の悩み、使い込みなどは全くなく、自殺、家出の原因等は全く存在しない。

家を出たときは財布しか持っていない。

免許証、クレジットカードが入っていたが、更新がされていないし、カードは使っていない。

当時は池袋支店から事務部電子計算課へ行き、各支店をオンラインで結ぶための業務をしていた。

平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

《特定失踪者・井上克美さんについて》

◆氏名:井上 克美

(いのうえかつよし)

(Katsuyoshi Inoue)

◆失踪年月日:昭和46(1971)年12月29日

◆生年月日:昭和25(1950)年6月8日

◆性別:男

◆当時の年齢:21歳

◆当時の住所:埼玉県蕨市

◆当時の身分:電気工事店勤務

群馬県前橋市出身

◆身長:167cmくらい

◆失踪当時の服装:オレンジ色のハイネックのセーター

◆失踪場所:埼玉県川口市

【失踪状況】

失踪当日会社の忘年会の後、川口市内の飲食店(キャバレー)で飲み(午前0時~1時)、寿司屋で食事をしたあと友人と別れた。当時泥酔状態。

夜帰宅しなかったので翌30日、妻が前橋市の実家に電話で問い合わせたため両親も失踪を知った。

妻の話では正月は家に行くと言っていたので実家に帰っているのではと思い電話したとのこと。

時計と運転免許証を持っていたが、運転免許の更新なし。

連絡も一切なし。

長男が生まれる直前だった。

群馬県警HP

http://www.police.pref.gunma.jp/

救う会群馬HP

http://sukuukaigunma.web.fc2.com/

《特定失踪者・今津淳子さんについて》

◆氏名:今津 淳子

(いまづじゅんこ)

(Junko Imazu)

◆失踪年月日:昭和60(1985)年4月30日

◆生年月日:昭和32(1957)年5月28日

◆性別:女性

◆当時の年齢:27歳

◆当時の住所:埼玉県深谷市

◆当時の身分:保育園保母

大分県佐伯市上浦町出身

◆身長:158cm

◆体重:59kg

◆特徴:

1/顔)顔は卵形で色白。額の真ん中に指の先ほどの痣がある

2/視力)近視で普段はコンタクト使用。眼鏡のときもある

3/髪型)髪型は短い段カット

◆失踪場所:埼玉県深谷市大谷

【失踪状況】

当日、休暇を取って大宮の運転試験場へバイクの免許を取りに行った。

同日夜7時頃寮の同僚に「これから13分のバスで帰る。何か買い物はないか」と電話連絡したまま消息不明。

同日夜9時頃、最寄りのバス停と寮の間の民家の人が犬が激しく鳴くのを聞く。

翌朝、その家の人が畑の中に今津さんの両方の靴を発見。

周囲に争った形跡はなく、不自然に投げ捨てられた状態だった。

警察は公開捜査を行ったが目撃証言もなく安否につながる情報もない。

北朝鮮にいる」という情報がある。

《特定失踪者・江原信明さんについて》

◆氏名:江原 信明

(えばらのぶあき)

(Nobuaki Ebara)

◆失踪年月日:昭和63(1988)年5月9日

◆生年月日:昭和34(1959)年9月12日

◆性別:男

◆当時の年齢:28歳

◆当時の身分:農業

◆当時の住所:埼玉県南埼玉郡白岡町

◆身長:177cm

◆体重:63kg

◆特徴:

1)髪は多めでややくせがある。白髪が多かったので黒く染めていた

2)前歯は銀色のものをかぶせていた

3)タバコ、酒はほとんどやらない

4)電気工事士アマチュア無線普通自動車の免許あり

◆趣味:釣り

◆失踪場所:埼玉県南埼玉郡白岡町の自宅

【失踪状況】

「たまには大宮にでも行って映画を観てくる」と白岡町の実家を出たまま失踪。

《特定失踪者・小野寺将人さんについて》

◆氏名:小野寺 将人

(おのでらまさと)

(Masato Onodera)

◆失踪年月日:平成3(1991)年7月19日

◆生年月日:昭和42(1967)年2月15日

◆性別:男

◆当時の年齢:24歳

◆当時の住所:北海道登別市の従業員寮

◆当時の身分:ホテル勤務

◆身長:171cm

◆体重:60kg

◆血液型:O型

◆特徴:

1)交通事故の後遺症で左目の視力がない

2)眼鏡をかけているかも知れない

3)アレルギー体質で喘息の発作を起こす

◆失踪場所:北海道富良野

【失踪状況】

富良野ラベンダー祭に登別駅からレンタカーで出発し、その後消息を絶つ。

1泊2日の予定だったがホテルが取れず車中泊。翌日失踪。新聞に尋ね人の広告を出した。

同21日室蘭警察署に捜索願いを出す。

10月26日十勝岳中腹のホテルの駐車場でレンタカー発見。免許証は見つかっていない。

銀行預金も引き出されていない。

北朝鮮にいるとの不確定情報がある。

■北海道警HP

http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/

《特定失踪者・小谷幸夫さんについて》

◆氏名:小谷 幸夫

(こたにゆきお)

(Yukio Kotani)

◆失踪年月日:昭和43(1968)年7月21日

◆生年月日:昭和22(1947)年2月13日

◆性別:男

◆当時の年齢:21歳

◆当時の住所:東京都練馬区

◆当時の身分:大学4年生

◆身長:170cmより高め

◆体重:55kg~56kg

◆血液型:A型

◆特徴:

1)運転免許あり

2)緻密で真面目な性格

3)飲酒・喫煙する

4)趣味は登山、旅行、音楽、読書

5)株、商品取引で利益を得ていた様子

◆失踪場所:山形県飯豊連峰・飯豊本山付近

【失踪状況】

拓殖大学4年生在学中の夏休み、北海道へ帰省する途中に、飯豊連峰に登山中行方不明に。

19日に上野駅を出発し、翌日郡山を経て8:30に磐越西線山都駅に到着。

バスで登山口の一ノ木登山連絡所に行き、9:30頃に登山者名簿に記録を残す。

そこから飯豊山(2,205m)へ向かい、同日は手前の小屋に止まる。

21日朝3:30に同宿した4名とともに飯豊山を目指し、4:40頃に飯豊山着。

ここからガスがかかりだしたことから、同行の4人は引き返したが、小谷さん一人御西岳に向かい、そのまま行方不明。

地元警察などが捜索を行ったが遺留品など一切なし。

その後2年にわたって捜索が続けられたが全く手掛かりがなかった。

同泊した登山者の話では、小谷さんは「北股岳を通る」「朝日連峰にも登りたい」と話していたという。

上野で本人が送ったと思われる荷物だけが実家に届く。

■北海道警HP

http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

《特定失踪者・佐々木悦子さんについて》

◆氏名:佐々木 悦子

(ささきえつこ)

(Etsuko Sasaki)

◆失踪年月日:平成3(1991)年4月22日

◆生年月日:昭和38(1963)年12月6日

◆性別:女性

◆当時の年齢:27歳

◆当時の住所:埼玉県浦和市(現・さいたま市緑区

◆当時の身分:埼玉銀行パート

◆身長:162cm

◆体重:52kg

◆血液型:AB型

◆特徴:

1)左目の下に泣きぼくろあり

2)両手共ふっくらとしているが指先が細い

3)頭髪は背中くらいまでで長め

◆失踪場所:埼玉県浦和市

【失踪状況】

当日仕事は休みだったが、特に家族に事情を伝えず、いつもどおりの出勤の時間に自宅を出かけたまま行方不明になった。

免許証、パスポートは自宅に置いたままで、銀行の預金もその後引き下ろされた形跡がない。

平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

《特定失踪者・佐々木正和さんについて》

◆氏名:佐々木 正和

(ささきまさかず)

(Masakazu Sasaki)

◆失踪年月日:昭和62(1987)年11月末

◆生年月日:昭和25(1950)年8月15日

◆性別:男

◆当時の年齢:37歳

◆当時の住所:埼玉県大宮市宮原町(現・さいたま市北区宮原町)

◆当時の身分:家庭教師、塾講師をしていた(正確には不明)。

◆身長:168cm

◆血液型:A型

◆特徴:

1)30歳の時に胃ガンの手術

2)胸に赤くて四角の5cm位の疣

3)頭髪薄毛

4)真面目な性格で口数は少ない

◆失踪場所:埼玉県大宮市?

【失踪状況】

昭和62年11月末日、アパートの大家と話をした後、不明。

1人暮らしのためはっきりした日時がわからない。

実家に大家から12月に連絡があり、失踪が発覚。

部屋の中は荒らされていない。

現金10万円が部屋にあり、預金もそのまま。

免許証も置いたまま。

家族とは数ヶ月に一度顔を見る程度だった。

《特定失踪者・種橋昭子さんについて》

◆氏名:種橋 昭子

(たねはしあきこ)

(Akiko Tanehashi)

◆失踪年月日:昭和40(1965)年6月8日

◆生年月日:昭和18(1943)年8月24日

◆性別:女性

◆当時の年齢:21歳

◆当時の住所:埼玉県朝霞市

◆当時の身分:会社員

◆身長:145cm

◆体重:45kg~46kg

◆特徴:

1)大人しい性格

2)盲腸の外科手術をしていたとのこと

3)珠算もやっていた

◆失踪場所:埼玉県朝霞市溝沼

【失踪状況】

1965年6月8日、母親に「元の養子先に戻る」と言って家を出たまま行方不明。

そこへは行っていないことがわかり、母親が朝霞警察署に家出人捜索願を提出した。

《特定失踪者・仲里次弘さんについて》

◆氏名:仲里 次弘

(なかざとつぐひろ)

(Tsuguhiro Nakazato)

◆失踪年月日:昭和52(1977)年5月

◆生年月日:昭和25(1950)年11月15日

◆性別:男

◆当時の年齢:26歳

◆当時の住所:関東地方(前々年まで神奈川県横浜市

沖縄県南風原町出身

◆当時の身分:

1)前々年まで日産自動車工場勤務(神奈川県)

2)それ以前は陸上自衛隊大宮駐屯地(埼玉県)などに勤務

◆身長:161cm~162cm

◆特徴:

1)中肉

2)色白

3)髪は直毛で黒い

◆失踪場所:神奈川県から失踪したと思われる

【失踪状況】

陸上自衛隊に入隊し、約2カ年間の訓練を受けたあと、沖縄へ帰郷。

その後自動車工場に3ヶ月の季節労務に就くために再び上京し、契約期間の就労を終えたあと連絡が途絶えた。

昭和52年5月には神奈川県茅ヶ崎市にあった断食道場に20日間いたことがわかっている。

警察に行ったり、全国版新聞での尋ね人の広告を出したり、職業安定所での登録の確認等、東京・神奈川を中心に歩き回るが、手がかりは何一つ見つからない。

沖縄県出身で、集団就職横浜市の製鉄会社に就職したあと、陸上自衛隊に入隊し、約2年後に除隊。いくつかの職を経て、日産自動車座間工場で季節工として4ヶ月勤務。

その後、昭和52年5月、茅ヶ崎の断食道場に入場したと思われる。平成14年(2002年)8月、沖縄の妹宅に標準語の男の声で「次弘はおばさんの世話で北朝鮮に行った。“ちゅうさん”と呼ばれていた。元気でいると思いますよ」などと早口で話す不審電話が実家にあった。

沖縄県警HP

http://www.police.pref.okinawa.jp/

■神奈川県警HP

http://www.police.pref.kanagawa.jp/

《特定失踪者・水嶋弥寿志さんについて》

◆氏名:水嶋 弥寿志

(みずしまやすし)

(Yasushi Mizushima)

◆失踪年月日:平成15(2003)年9月8日

◆生年月日:昭和39(1964)年4月20日

◆性別:男

◆当時の年齢:39歳

◆当時の住所:埼玉県蕨市

◆当時の身分:会社員

◆身長:169cm

◆体重:66kg

◆血液型:A型

◆特徴:

1)前髪を右手と首を上にむけてあげる

2)喫煙しない

3)酒は付き合い程度

4)大またでゆったり歩く

◆趣味:読書、映画、スポーツ(テニス)

◆特技:コンピューター

◆失踪場所:埼玉県蕨市さいたま市大宮区のどちらか

【失踪状況】

平成15年9月4日午前7時30分頃、自宅から勤務先に体調不良で休むと電話連絡。

7日にさいたま市大宮で現金を引き出して以降、消息不明。

失踪前に体調を崩し1週間休みをとっていたが、毎日会社に連絡を入れていた。

9月8日に出社せず連絡も無くなったことで会社の部長や同僚が住居に向かい、行方不明が判明。

昼すぎに会社から京都府舞鶴市の家族に連絡が入った。

京都府警HP

http://www.pref.kyoto.jp/fukei/

《特定失踪者・矢島克己さんについて》

◆氏名:矢島 克己

(やじまかつみ)

(Katsumi Yajima)

◆失踪年月日:平成元(1989)年8月26日

◆生年月日:昭和40(1965年4月4日

◆性別:男

◆当時の年齢:24歳

◆当時の住所:埼玉県大宮市(現・埼玉県さいたま市北区

◆当時の身分:大学院生(埼玉大学工学部電気工学科電気物理研究室修士課程2年)

◆身長:165cm~167cm

◆体重:48kg~50kg

◆血液型:AB型

◆特徴:

1)細身

2)色白

3)近視でコンタクトレンズ使用

4)夜、家では眼鏡

5)能楽アマチュア無線、旅行

◆失踪場所:北海道網走市小清水原生花園ユース

【失踪状況】

1週間の予定で北海道を旅行。

8月21日、自宅を出て列車で小樽へ出発。

22日と23日は先輩と一緒、24日先輩が先に帰り1人、摩周湖釧路ユースホステルに宿泊。

25日小清水原生花園ユースホステル泊。

26日にユースホステルを出発したところまで確認できたが、その後不明。

宿帳の文字も本人の物と確認。

■北海道警HP

http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/

《特定失踪者・渡辺秀子さんについて》

警察庁北朝鮮による拉致と断定した2児の母親

◆氏名:渡辺 秀子

(わたなべひでこ)

(Hideko Watanabe)

◆失踪年月日:昭和48(1973)年12月頃

◆生年月日:昭和16(1941)年6月5日

◆性別:女性

◆当時の年齢:32歳

◆当時の住所:埼玉県上福岡市大原(現・埼玉県ふじみ野市

◆当時の身分:主婦

◆北海道帯広市出身

◆身長:169cmくらい

◆体重:60kgくらい

◆失踪場所:東京都目黒区のマンション

【失踪状況】

地元の北海道で知り合って結婚した夫の在日朝鮮人工作員・高大基(コ・デキ)が突然失踪したため、その行方を追って秀子さんは子供2人を連れ、東京都品川区にあるユニバース・トレーディング社の高の勤務先周辺を探し歩いていた。同社は表向きは貿易会社だが、北朝鮮が工作活動を行うための会社であった。

工作組織はそのことが明るみに出るのをおそれ、親子3人を誘い出し、東京都目黒区のマンションに監禁したうえ、秀子さんを殺害、子供2人を北朝鮮へ連れ去ったと見られていた(月刊『文藝春秋』平成12年12月号。石高健次氏の論考)。

子供2人は翌年夏に北朝鮮へ連れ去られ、秀子さんは殺害されたとの説もある。

平成15年1月30日、殺人と国外移送目的誘拐の疑いで、氏名不祥の数人を容疑者とする告訴状を警視庁に提出。

しかし、遺体も見つかっておらず、拉致の可能性も否定できない。

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

■埼玉県警HP

http://www.police.pref.saitama.lg.jp/

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(Minoru Tanaka)

(拉致被害時28歳)

※This person was Abduction by North Korea

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

■田中 実さんと金田竜光さんについて

https://youtube.com/watch?v=eYfVEni7iBU

■田中 実さんと恩師渡辺友夫さんの話

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2aV3zzV5jXDLfx_WrzH2tBdYJ2Qm5isPvDJPvrZ8TXXf5DnX7Vy4068uo&t=71s&v=PfPNGVhejxk

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.