もずの独り言・はてな版

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】シェーンバッハ・サボー2021(16)/ミニシンポジウム編[横田めぐみさん・田口八重子さん]

西岡 力(ミニシンポ司会)

ミニシンポを開催いたします。

家族会で今運動を担っている横田拓也さん、飯塚耕一郎さんと私とで、今の日本の運動の課題、北朝鮮の状況についてお話しします。

■対日交渉を検討しているという情報がある

西岡 力(救う会会長)

まず私から。

制裁が効いています。

北朝鮮が困っていることは間違いないです。

最新の情報では、先生方からも話がありましたが、北朝鮮が臨時通貨を発行しましたが、ぺらぺらの紙で偽札が横行しており、発行中止になりました。

また、「労働党の最高幹部」というのは書記です。政治局があって書記局があります。その書記の人たちは、「一日供給」と言って、毎日卵、肉、牛乳などをもらっています。その下の幹部は「三日供給」と言って、三日に1回もらいます。

さらにその下は1週間に1回供給されます。金正恩キム・ジョンウン)ファミリーは別ですが、最高幹部の物資供給が今滞っています。こんなことはなかったです。

90年代に300万人餓死した時も、その人たちは食べていました。今は、書記クラスでも、主食はありますが、卵、肉、魚などがなくなった。そういう状況になっています。

そして長くはお話しできませんが、対日交渉を検討しているという情報があります。検討する場合、一度「死んだ」と言った拉致被害者をどうするのかという議論もあると聞いています。

逆に言うと、日本が「一括帰国」と言い続けたので、何人かの人だけ返して調査をするというのではダメだということが権力中枢に伝わっているのかもしれません。情報をやる人は、運動をやってはいけないんです。希望を持ってしまいますから。でも、そういう情報があります。

この機会を逃してはならない。今後のためにそういう状況を作ってきたのです。

苦しくなければ話し合いに応じませんが、応じたらもう取引きしかないです。目と目を見て、総理大臣にやっていただくしかないと思っています。そういう状況を作りつつあるのではないかと今思っています。

そして日本国内の世論は、コロナで色々な運動ができませんでしたが、全然下がっていません。今署名はなんと1,500万筆まで来ました。この間1,000万の署名を並べましたが、さらに500万来ています。

先程玉木先生がご紹介いただいたUAゼンセン同盟は、去年1年間で80万以上集めてくださいました。ここにいらっしゃっていない色々な人たちが全国で集めてくださって1,500万筆までいきました。また主要政党の全党が、「全拉致被害者の一括帰国」に賛成だと言いました。

ある国会議員の方が、「めぐみさんたちは生きていない」とおっしゃった。そして世論の審判を受けられました。その結果、永田町に戻ってきませんでした。

日本政府の方針は、「死亡の証拠がないから全員生存を前提に助ける」というものです。これは日本政府の方針です。全国会議員、そしてみんなが「死亡の証拠がないから全員生存を前提に助ける。そして一括で帰国させる」ということで一致しています。そして1,500万筆の署名が集まりました。このことを背景に、岸田総理に何とか談判をしてもらわなければならない。そういう状況にまで来ていると私は思っています。

この1年、色々な思いがあったと思います。今までのようにアメリカに行ったり、様々な所で訴えることができなかった。リモートでいろいろなことをやりました。

まず拓也さん、そして耕一郎さんにこの1年を振り返っていただきたいと思います。

■コロナ禍で活動が低下したがアメリ国務長官・国防長官がバッジを胸に首脳会談に参加

横田拓也(横田めぐみさんの弟。家族会事務局長)

皆さん、こんにちは。

まず最初に、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、制約が多い中、皆さんが熱い気持ちと戦う気持ち、闘志を持ってこの場にお集まりいただいたことに大変感謝いたします。ありがとうございます。

この1年を振り返りますと、個人的には私の父・滋が他界し、有本のお母さんも他界されました。あっという間の1年だったなという気持ちの一方で、1年半経ってもこの問題が何一つ前進していないという矛盾した現実に苛立ちを感じます。これが個人として率直な所です。

これまで全国各地の集会に2回から3回お邪魔をして、一人でも多くの方にこの問題の深刻さ、解決の必要性を訴えてきましたが、それがこの1年半、すべて中止または延期になったことで、訴える場がなくなったなというのが率直な思いです。

北朝鮮が一番関心を持っているアメリカに私たちは何年も、繰り返しゴールデンウィークなどに、拉致議連の先生等と訪問してきました。そしてアメリカのキーマンの方々とタッグを組むことによって、米・朝の関係をうまく使うことを私たちは期待していたわけです。しかし、この1年半それもできなかった。それはある意味でマイナスになるし、ブレーキがかかってしまったと思います。

他方、今年3月の日・米2プラス2の会談で、ブリンケン(Antony John Blinken)国務長官とオースティン(Lloyd James Austin III)国防長官が来日された時に、当時のヤング(Joseph M. Young)駐日臨時大使を通じて、家族会がブルーリボンバッジをお渡ししていたところ、会談の席で両長官がバッジを胸に付けてこられました。私たちの声は確実に伝わっているし、人権問題の解決、拉致問題解決の重要性ということで日・米がしっかりタッグを組んでいるということが確認できたことは、意義深い1年だったかなと思っています。

また、シャーマン(Wendy Ruth Sherman)国務副長官も来日されましたが、その時駐日代理大使もおられましたし、国務副長官の首席補佐官、国務省のアジア・太平洋局の上級幹部、国務次官補代理、国家安全保障会議の幹部の方もおられました。

私たちがアメリカに行けば順に回るわけですが、副長官が来日された際、皆さん全員がそろっておられて、私たちの切なる思い、問題解決の必要性を訴えることができました。一つひとつが積みあがっていると思います。なかなか前進しているようには見えませんが、確実に日・米連携の下、拉致問題の解決の重要性がしっかり伝わっていると思います。

私たちも言葉が武器ですので、訴え続けるしかありません。引くわけにはいきません。全員の拉致被害者が帰ってくるまで、諦めるわけにはいきません。

引き続きのご支援をいただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

アメリカでは政権交代があっても拉致問題については情報が共有されている

飯塚耕一郎(田口八重子さんの長男。家族会事務局次長)

皆さん、こんにちは。

本日はこのように大勢の方がお集まりいただきまして本当にありがとうございます。新型コロナ禍において我々の活動が相当狭まれたので、再会するにあたって不安な部分もありましたが、変わらないお心で参加いただいたことについては何よりも感謝申し上げます。

私から申し上げたい1点目はアメリカの状況です。トランプ(Donald John Trump)大統領が辞任してバイデン(Joe Biden)政権が誕生しました。バイデン政権が北朝鮮接触しているという気配等は我々一般人には分からない状況ですが、先ほど拓也さんからのお話もあったように、この問題に対しての一定の理解は継続的に共有されていると思います。

私個人としては、シャーマン副長官と面会させていただいた際に、私から申し上げたのは、仮に核・ミサイル問題で進展があったとしても、日本は拉致問題が解決しない限り、日本政府から何か動くことはないし、支援を行うことはないと私が認識していることについて、理解をいただいたかなということでした。

また逆に、アメリカ政府としては日本政府に対し、核・ミサイル問題の進展に関わらず、拉致問題を単独で進めることにつき了承を得る必要があると考えています。

2点目は、北朝鮮は西岡先生からお話があったような状況です。私も何回も西岡先生とお話をさせていただいていますが、北朝鮮における三重苦、食糧問題、経済制裁、そしてコロナ禍は引き続き変わっていない。というよりより深刻化していると思います。

このタイミングだからこそ我々が過去に掲げたメッセージ、つまり「全拉致被害者が即時一括帰国するのであれば我々は帰国した被害者から聞き出した秘密を暴露することはないし、国交正常化に反対することもない」ということです。

「家族は静かな日常を送ることだけを切望している」というこの気持ちについて、北朝鮮側に理解をしていただきたいと思っています。

またこのメッセージについては期限があります。それは我々家族の命の期限です。特に有本のお父さんや早紀江さんが存命の内に帰ってこなければ、真の解決ではないということを改めて北朝鮮に理解してもらいたいと思います。

3点目ですが、国内のことですが、安倍政権が誕生して終わり、菅政権が誕生してまた終わり、新たに岸田政権になっている状況ですが、しかし拉致問題は最優先・最重要と掲げて頑張っていただきましたが、約9年という長い月日の間、結局帰国に至らなかったという事実を、改めてここにいる全員がちゃんと認識する必要があると思っています。

つまり2002年に5名の被害者が帰られて以降、19年の月日が経っても帰国者がいないということです。この事実については、政府及び我々家族の動きも0点と言わざるを得ない。これは我々が強くかみしめるべきことだと考えています。

西岡 力

ありがとうございました。

アメリカへの働きかけが出ましたが、本当にそれが課題だったのです。トランプ政権とはうまくいっていたのです。しかしアメリカでも政権交代がありました。そうしたらコロナになって、たいへんな不自由があったのですが、それなりのことができてきたという報告でした。

ではこれから岸田政権になりました。この岸田政権にこれから何を期待したいのかお願いします。

■聞こえのいい欺瞞情報が必ずくる

横田拓也

本日の国民大集会においても、冒頭の挨拶を終えた後に、飯塚代表が中座され、いまこの会場にはいらっしゃいません。体力の限界があるということを知っていただきたいと思います。私の母も、3階から1階に降りてくる時、本人に聞いたら自然だと言っていますが、私から見ればちょっとびっこをひいているようにも見えます。やはり年齢には勝てない。残された時間がないんです。それを日本政府、岸田総理には身をもって感じてほしいなと思っています。

10月18日に、官邸で岸田首相と面会をさせていただきました。その場でもお伝えしましたが、こうした膠着状態の中で、聞こえのいい欺瞞情報が必ずくるから気を付けてくださいということでした。

それは何かというと、拉致被害者がどこにいるかを調べるため、日・朝双方に連絡事務所を作ってはどうかとか、調査委員会を作ってはどうかとか、そうしたら何かが見つかるかもしれないからそうしたことを進めようじゃないかとうことがあり得るから、そうした聞こえのいい話に絶対に首をふってほしくないと。

北朝鮮は厳重な監視下で、24時間、拉致被害者がどこで何をしているか分かっています。あたかも「分かっていない」という前提に立った聞こえのいいボールに絶対に飛びついてはならないということをお伝えしました。

国内外からこうした工作情報が来ることを私たちも、国民の一人ひとりも気を付けていく必要があると思います。

また北朝鮮は、金正恩委員長しか決断ができない国家体制ですから、その意味では日・朝の首脳同士が面会して、この問題に決着をつける必要がありますから、岸田総理には強い思いを持って金正恩委員長と向き合ってほしいと思います。

最後に、金正恩委員長と金与正(キム・ヨジョン)氏に伝えたいと思います。「怖がらずに表に出てきてください。北朝鮮では2,500万人の国民が苦しんでいることを見てください。側近たちから真実の声を聞いてください。拉致問題を解決して正しいリーダーであったのかと評価されるのか、もしくは邪悪な犯罪国家のリーダーとして歴史に汚名を残すのか、どちらを選択するのか考えてほしい」ということです。

あなた方がこの拉致問題を解決すれば、明るい未来を日本も北朝鮮も描くことができるのです。どうか英断をされるよう改めてこの場で伝えたいと思います。

ありがとうございます。

■絶対に拉致問題解決の条件を変えてはならない

飯塚耕一郎

1点目は、絶対に拉致問題解決の条件を変えてはならないということです。

本日の横断幕に掲げられている通り、「全拉致被害者の即時一括帰国」を絶対に変えてはならないということです。

我々がなぜこの言葉にこだわっているかと言うと、2002年に5名の方が帰られて19年が経っています。仮に一部だけ帰るという形になるとまた20年近く待たせるんですかということです。我々にはこの先時間がないということで、「即時一括帰国」は変えてはならないのです。

拓也さんからも話がありましたが、こういう転換期に進めようとすると、合同調査とか連絡事務所の設置という話が出てきます。我々は段階的な進捗は求めていません。かつて拉致被害者の方々とお話しさせていただいた時、招待所で常に賄い婦のおばちゃんに監視され、週1回必ず教官が来る。そして教官に1週間の報告を挙げるということで、常に監視されています。

すべての被害者が監視下におかれているにも関わらず、行方が分からないから合同調査再開とか連絡事務所を設置して定期的な報告というような、こんな馬鹿げた話はないということを、改めてご理解いただければと思います。

2点目は、先ほども言いましたが、核・ミサイル問題と拉致問題は切り離して進めていただきたいと思います。両方ともとても重要ですが、拉致問題は日本政府、岸田総理ですから、日・朝首脳会談を早期に開くよう具体的な行動を起こすべきではないかと思います。

個人的な懸念ですが、総理のお話しにもありましたが、「条件を付けずに日・朝首脳会談を行う用意がある」という点です。それは正しいのですが、しかし誤った解釈を向こうに与える懸念もあります。

日・朝首脳会談を開くには何も条件を付けない、開いても支援等は行わないということですが、首脳会談を行った後、解決への動きに対して北朝鮮がどういうメリットを享受するのかを明確に伝えるべきと思います。その点を混同されると北朝鮮がなかなか動かいないのではないか、メリットを享受できないからなかなか動けないのではないかと個人的に懸念しています。

そしてこれも繰り返しになりますが、親の世代が生きている内に必ず返さなければいけない。そうでない場合は笑顔で再会できないし、真の解決にはならないことを北朝鮮に認識してほしいと思います。

逆に、これ以上引き延ばすことにはお互いにメリットがないことを認識して、この問題を早く解決した上で、お互いに未来志向の関係になるようにと考えます。

さらに、アフターコロナなのか、我々の活動が再開できる形になっています。

一刻も早く救いたいという気持ちが日に日に強くなっています。是非とも遠くない未来に、我々の家族が帰国できるように、皆様にご尽力いただければと思います。

■日本の制裁が国連制裁より厳しいのはその隙間を拉致問題解決に使うため

西岡 力

私の言うことがなくなりました。

補足だけします。

被害者を把握している。

その通りですが、北朝鮮人全部なんです。1週間に1回、生活総和というのがあります。昔赤軍は「総括」と言いましたが、北朝鮮では「総和」と言います。

毎週土曜日仕事を休んで、すべての人民が党員は党の細胞で、そうでない人は職場で、あるいは家庭で、その1週間自分が党の原則に従って正しく生きてきたかどうかを自己批判する、それから相互批判します。全員がやります。その記録が党の組織指導部に上がります。拉致被害者もやっていたんです。今もやらされています。どこにいるか分かっていないのなら、そんなことはできないのです。

「全拉致被害者の即時一括帰国」の実現についてですが、核問題が動かない中で日本は何ができるのかという話がありましたが、できることはあります。日本の制裁は世界一厳しいんです。国連制裁と日本の制裁には隙間があります。

国連制裁は核・ミサイルと人権問題です。日本は拉致があるからより厳しいことをしています。その部分は、拉致が解決すれば当然解除できます。しかし、それは拉致のために使う部分なのです。

例えば北朝鮮に食糧や肥料を売ることは禁止されていません。しかし日本はすべての貿易を停止しています。また国際制裁でも、人道支援は禁止されていません。それは「全拉致被害者の即時一括帰国」が実現すれば、色々なことができますよということです。明るい未来があるというのは、そういうことです。

そして日本政府の拉致問題の定義は3つです。

大臣がここに2人いらっしゃいますが、皆さんが作ってくださったのですが、

1)全被害者の帰国

2)実行犯の引き渡し

さらに

3)真相究明

です。

本来なら国際法上補償が入ると思いますが、しかし私たちは、1)が先だと言っています。2)と3)は後でも、私の個人的考えですが、支援はできると思います。そういうふうに柔軟にしていただきたいと思っています。しかし、1)は絶対譲れない。一括は譲れないということです。二人が言っていることは、私たちの運動方針でもあります。

ここにいる先生方、そして志を同じくする国民の皆さんと一緒に、「全拉致被害者の即時一括帰国」を実現しよう。そのために、12月の北朝鮮人権週間中にみんなでバッジを付けようという運動を進めていきたいと思います。

ありがとうございました。

横田めぐみさんのご家族のメッセージ

http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_2.html

横田めぐみさんのご家族のメッセージ(英語版)

http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_2en.html

■「めぐみへの誓い-奪還-」PV

https://www.youtube.com/watch?v=J6cZyGknNi8

■「めぐみへの誓い-奪還-」(英語版)

https://youtube.com/watch?feature=share&v=VEQdbP3JlVo

■アニメ「めぐみ」

https://youtube.com/watch?v=OXGYACTRGjI

■横田拓也さんビデオメッセージ

https://www.rachi.go.jp/jp/message/videomessage_inter06.html

■横田哲也さんビデオメッセージ

https://www.rachi.go.jp/jp/message/videomessage_inter07.html

田口八重子さんのご家族のメッセージ

http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_1.html

田口八重子さんのご家族のメッセージ(英語版)

http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_1en.html

■飯塚耕一郎さんビデオメッセージ

https://www.rachi.go.jp/jp/message/videomessage_inter08.html

田口八重子さんについて

https://youtube.com/watch?v=uvvx_abelag

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

拉致問題対策本部公式動画チャンネル

https://youtube.com/c/rachitaichannel

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

◆昭和52(1977)年11月15日

少女拉致容疑事案

被害者:横田めぐみさん(Megumi Yokota)

(拉致被害時13歳)

※This person was Abduction by North Korea

新潟市において下校途中に失踪。

平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側はめぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出したが、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。

平成18年4月には日本政府の実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明した。

※「白い翼でも黒い翼でも、赤い翼でも青い翼でも、何でも結構なんで、帰って来られる翼をめぐみに与えてほしい」

横田早紀江さん。拉致被害者横田めぐみさんの母)

※「正義は必ず勝つ、と私は信じていますので、あとしばらくお力をお貸しください」

(横田哲也さん。拉致被害者横田めぐみさんの弟)

新潟県警HP

http://www.police.pref.niigata.jp/

■神奈川県警HP

http://www.police.pref.kanagawa.jp/

あさがおの会HP

http://www.asagaonokai.jp

ブルーリボンの祈り会/スイス日本語福音キリスト教会HP

https://www.jegschweiz.com/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%A5%88%E3%82%8A%E4%BC%9A/

■アニメ「めぐみ」

https://youtube.com/watch?v=OXGYACTRGjI

横田めぐみさん拉致現場を歩く(大澤孝司さん・中村三奈子さん)

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=PlwiM5lmdKE

救う会TV「日本人拉致の3類型-横田めぐみさん拉致を中心に」

https://youtube.com/watch?v=R4tjcFlf7uI&feature=youtu.be

[November 15, 1977: Young girl abducted]

Abductee: Megumi Yokota (13, female, Niigata Prefecture)

Disappeared on her way home from school in Niigata City.

During the third round of Japan-North Korea Working-Level Consultations in November 2004, North Korea claimed that Megumi Yokota died in April 1994 and handed over what it claimed were her remains. DNA analysis, however, indicates that some of the bones from these remains belong in fact to a different person or persons.

Additional DNA analysis conducted in April 2006 by the GoJ indicated a high probability that Kim Young-Nam, a Korean citizen abducted from the Republic of Korea in 1978 when he was a high-school student, was married to Ms. Yokota.

◆昭和53(1978)年6月頃

李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案

被害者:田口八重子さん(Yaeko Taguchi)

(拉致被害時22歳)

※This person was Abduction by North Korea

昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。

北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。

平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。

(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」

※「八重子さんが北朝鮮南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」

拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)

■埼玉県警HP

http://www.police.pref.saitama.lg.jp/

救う会埼玉HP

http://sukuukai.gozaru.jp/

拉致問題を考える川口の会HP

http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm

上尾市民の会HP

http://www.emo.co.jp/rachi/list.html

飯塚繁雄さんのこと

https://youtube.com/watch?v=YvLxdQaNz68&feature=emb_imp_woyt

大韓航空機(KAL機)爆破事件について

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=UCb2wKDDVm8

金賢姫氏・北朝鮮工作員について

https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=w-uKZAujq8k

田口八重子さん救出ソング「必ずあなたを助けにゆくから」byタジユキヒロ

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2ayQh8x41DiCh1wKjHjgk86AJoRl14aFFPfZ4A26DI7wCl7v3xnMuOtws&v=0TU9k83uWqU

[In or around June 1978: Lee Un-Hae abducted]

Abductee: Yaeko Taguchi (22, female, Unknown)

Kim Hyon-Hui, a former North Korean agent convicted of the bombing of a Korean Airlines jet in November 1982, claims to have been trained to blend into Japanese society by a woman named Lee Un-Hae. Lee Un-Hae is thought to be Yaeko Taguchi, a woman reported as missing in Japan.

North Korea asserts that Ms. Taguchi married Tadaaki Hara in 1984 and, soon after Mr. Hara’s death from illness in 1986, died in an automobile accident. North Korea has, however, provided no documents or evidence to support these claims.

At a meeting in March 2009 between members of the Iizuka family, relatives of Ms. Yaeko Taguchi, and Kim Hyon-Hui, important new information regarding the whereabouts of Ms. Taguchi (see note) was gained from Ms. Kim. The GoJ is currently working to confirm this information.

Note: Ms. Kim said: "After returning from Macau in January 1987, I heard from a driver in February or March that Ms. Taguchi had been taken to an unknown location. I'd heard that in 1986 an abductee living alone had been made to marry, so I thought that Ms. Taguchi must also have gone somewhere to get married."