もずの独り言・はてな版

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】とりあえず拉致、あとから洗脳編[松木 薫さん]/RKK

-その命、見捨てますか?-

《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!とりあえず拉致、あとから洗脳》

【5月10日火曜日】

特定失踪者問題調査会副幹事長 杉野正治

■横須賀で情報収集していた八尾 恵

神奈川県横須賀市でカフェバーを開いていた八尾 恵は、平成13(2001)年、同じよど号犯の妻・赤木恵美子(平成13年に旅券法違反で逮捕)の裁判で、自らがよど号犯の妻であり、軍事情報収集のためにカフェバーに客として訪れていた同市内の海上自衛隊隊員や防衛大学校の学生らから話を聞き出そうとしていたと証言しました。横須賀には米軍基地があり、陸海の自衛隊基地・駐屯地も存在するからです。証言では北朝鮮から潜入した昭和59(1984)年から逮捕される昭和63(1988)年の間、市内のパチンコ店や喫茶店に勤め、さらに昭和62(1987)年に自ら開店したカフェバーなどに客として訪れた自衛隊員や防大学生らと親しくなり、日・米の軍事情報を得ようとしていました。

証言や自著などの中で注目したいのは、八尾 恵が防衛大学校の学生ばかりではなく、防大を目指す高校生も標的にしていたということです。つまり高校生のうちに仲間に引き入れ、防大に入学して洗脳をしていこうというものです。

防大に行く高校生の獲得

これまでも述べてきたとおり拉致の対象の選定は非常に難しかったものと考えられます。できれば拉致して北朝鮮に送り込む前に抵抗されるというリスクは避けたい。となると、最初から親北朝鮮の人物を対象に選ぶというのは一つの手です。納得ずくだからです。

ただ、こうした人は理屈っぽいというかなんというか…中には自分の理想とずれたことには「それは私の考えとは違う!」とヘソを曲げることも想定されます。よど号グループは過去にも、自分の思想と少々ずれていることから袂を分かち、新たなグループを形成していった光景を幾度となく見てきました。

そうなると、思想的にニュートラルな人物を若い時分から仲間に引き入れ、あとから金日成(キム・イルソン)主義を叩き込んだ方が、日本国内や世界中で工作活動を行う際には遥かに使い勝手がいい。つまり日本崩壊など微塵も考えていなかった人物を拉致しておいて、その人物を北朝鮮の色に染めていこうというものです。

八尾 恵が横須賀で知り合った自衛官から聞き取ったのは以下のようなものでした。

「氏名、住所、本籍地、趣味、生年月日、電話番号、出身地、学歴、女性の好み、所属、家族状況、血液型…」

これを見ると、軍事情報の獲得というよりは、拉致が目的だったのではないのだろうか? そんな印象です。

よど号の妻の一人である福留貴美子さんはそのケースの一つだと思われます。福留さんは父親が警察官で自身も警察官を目指すなど、どちらかといえば保守的な考えを持っていました。一方で、モンゴルに渡りたいという夢を持って四国から上京しました。そして昭和51(1976)年、友人に「モンゴルへ行く」と言って出国したまま行方がわからなくなっていました。北朝鮮に拉致され、よど号犯岡本 武と結婚させられたのです。彼女の「大好きなモンゴルに行きたい」と思い描く夢にまんまとつけ込んで、拉致したと言っていいのかもしれません。

また昭和58(1963)年、英国留学中に八尾 恵らに拉致された有本恵子さんも、思想的な「色」を持っていた人ではありません。二人に共通する点があるとすれば「日本以外の文化に触れてみたい…」という思いです。

八尾 恵は冒頭に記した裁判での証言や自著などで、欧州での日本人獲得についてこのように述べています。

―私は自衛隊工作のために防衛大学校に入学させるための高校生を発掘し、獲得するという任務を与えられました―

―思想的に獲得する場合もありましたが、嘘の「口実」を作ることもありました。仕事を探している人には「いいアルバイトがある」、旅行が好きな人には「世界を見せてあげる」などと話しました―

つまり自分の世界を広げたいと思っている若者たちを対象にしているのです。ここで明らかになったのはよど号グループによる拉致ではありますが、拉致を疑われる他の失踪についても十分にあてはめられるものだと言えます。

■人生の転機につけ込んだ拉致

20歳前後になると、誰しもが進学、就職など様々な岐路に立たされます。そのたびに彼らはどの道を進んでいくか決断をしていかなければならなりません。確固とした将来を思い描いている人はいいけれども、さて自分の夢とは何なのだろうか? このままサラリーマンになって普通の人たちと同じように年をとっていく運命か。たとえ将来の夢があったとしたても、そこへの道が正しいのかどうか…

ほとんどの若者はそんな不安や悩みを抱え、右往左往している。そこにそれまで考えてもみなかった世界を提示されたらどうでしょう。「いままで見たことのない世界を覗いてみないか?」とか「誰も経験のない世界を感じてみないか?」などと誘われたら、ちょっと乗ってみようと思うのではないでしょうか。

拉致をする側から見ても、そこは大きな目の付けどころです。有本さんや福留さんも、そうしたところに目をつけられたと言えます。さらにはこうした不安を抱える多くの若者に近づき、巧みな言い回しで誘い、拉致をしていった可能性は十分に考えられます。

あるいは「外国に行こう」と言って旅立った若者たちを狙っていたのかもしれません。有本恵子さんは神戸外国語大学を卒業し、英国に留学していて拉致されました。また同じく昭和55(1980)年によど号犯の妻たちとスペインで出会い、拉致された石岡 亨さんと松木 薫さんも欧州留学の最中でした。特定失踪者にも、語学留学やバックパック一つで旅をする人が姿を消してしまったという例が何件かあります。もしかすると、こうした世界を旅しようという思いを持つ若者たちを、日本にいた頃から狙っていたとしてもおかしくありません。

このことは、こうした年齢層の国内での失踪にも当てはまる話です。暗闇の中になんとも魅力的な光を提示されたら、飛びついてみようかと思っても不思議ではありません。あるいは小さな子どもたちも、「とりあえず拉致。あとで洗脳」ということを考えて拉致に及んだ可能性もあります(実際に北朝鮮で子供を工作員にするための施設があったとの情報もあります)。

特定失踪者の中には進学、就職、転居、転職など、いわば「人生の転機」といったタイミングで失踪するケースが数多く見られます。他人に公に言えないような密かな悩みにつけ込んで、拉致を行ってきたことも大いに考えられるのです。

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

松木 薫さんのご家族のメッセージ

http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_7.html

松木 薫さんのご家族のメッセージ(英語版)

http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_7en.html

松木信宏さんビデオメッセージ

https://www.rachi.go.jp/jp/message/videomessage_inter09.html

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

拉致問題対策本部公式動画チャンネル

https://youtube.com/c/rachitaichannel

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

熊本県警HP

https://www.pref.kumamoto.jp/police/

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

■特定失踪者家族会Facebook

https://www.facebook.com/rachikaiketsu/

北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP

http://hrnk.trycomp.net/

■No Fence北朝鮮強制収容所をなくすアクションの会HP

http://www.nofence.jp/

北朝鮮の武器取引に潜入 ドキュメンタリー『ザ・モウル』

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR3vdAu-Y2vddqN2pA5PDDZuXKDMnZHAUkt2G-NK-fDnv93z-dmS0ZhJrFU&feature=youtu.be&v=TZM-cjjOcEY

北朝鮮人権人道ネットワークfacebook

http://www.facebook.com/nknet2015

■自由朝鮮HP

http://cheollimacivildefense.org/

■実録!絵で見る北朝鮮「教化所」拷問の実態「THE FACT」

https://youtu.be/QBJcDDGwdFo

アメリ北朝鮮人権委員会(HRNK)HP

https://www.hrnk.org/

■VOA拉致問題動画

https://youtu.be/o2i_u8y8GJM

■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。

<原文>

『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』

https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx

<日本語訳>

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』

https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html

■加藤 健ブログ「天を回せ!ロビー活動で挑む」

http://kenkato.blog.jp/

■ベナTVHP

http://www.benamu.org

■ベナTVブログ

http://blog.naver.com/benamu1004

■ベナTVFacebook

http://www.facebook.com/bnatv1004

北朝鮮を離れて自由へ★イ・エラン★のブログ

http://blog.goo.ne.jp/aeran2000

■姜哲煥(カン・チョルファン)さん動画

https://www.youtube.com/watch?v=T8wXjTN2W8E&feature=youtu.be

脱北者トーク番組動画

https://www.youtube.com/watch?v=KJZWxe9P-L8&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[前編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=zCPxzwHK8fQ&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[後編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=bq4sYy6d6EA&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画(3)

https://youtu.be/pMC2G7akiiM

■ベナTV(日本語版)

https://www.youtube.com/watch?v=4YHLDtOoJOo

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=KeCTTaSgwx4&feature=youtu.be

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=_WZoh00PGV8

■ベナTV脱北者日本語字幕版

https://www.youtube.com/playlist?list=PLS0GqKLezT4179A9Wy4smneKYQxrq2shl

◆昭和55(1980)年5月頃

欧州における日本人男性拉致容疑事案

被害者:松木 薫さん(Kaoru Matsuki)

(拉致被害時26歳)

※This person was Abduction by North Korea

被害者:石岡 亨さん(To-o-ru Ishioka)

(拉致被害時22歳)

※This person was Abduction by North Korea

2人とも欧州滞在中の昭和55年に失踪。

昭和63年に石岡さんから日本の家族に出した手紙(ポーランドの消印)が届き、石岡さん、松木さん、そして有本恵子さんが北朝鮮に在住すると伝えてきた。

北朝鮮側は、石岡 亨さんは1988(昭和63)年11月にガス事故で有本恵子さんと共に死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。

また、同様に松木 薫さんについても、1996(平成8)年8月に交通事故で死亡したとして、平成14年9月及び平成16年11月に開催された第3回日・朝実務者協議と2回にわたり、北朝鮮側から松木さんの「遺骨」の可能性があるとされるものが提出されたが、そのうちの一部からは、同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。捜査当局は拉致実行犯である「よど号」犯人の妻・森 順子及び若林(旧姓:黒田)佐喜子について、平成19年6月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。

熊本県警HP

http://www.police.pref.kumamoto.jp/

■北海道警HP

http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/

有本恵子さんたちヨーロッパ拉致について

https://youtube.com/watch?v=oYynHkWWoXU&feature=emb_imp_woyt

[In or around May 1980: Two Japanese men abducted in Europe]

Abductees: Toru Ishioka (22, male, Europe), Kaoru Matsuki (26, male, Europe)

Both men disappeared while living in Europe in 1980. A letter postmarked in Poland and sent by Mr. Ishioka in 1988 to his family in Japan indicated that he, Mr. Matsuki and Keiko Arimoto (see 12 below) were all living in North Korea.

North Korea asserts that Mr. Ishioka and Ms. Arimoto died in a gas poisoning accident in November 1988, but has provided no documents or evidence to support these claims. North Korea also asserts that Mr. Matsuki died in an automobile accident in August 1996. In September 2002, and at the Third Japan-North Korea Working-Level Consultations held in September 2002 and November 2004, North Korea handed over remains possibly belonging to Mr. Matsuki, but analysis in Japan indicates that these remains contain DNA belonging to someone else.

The Japanese authorities issued arrest warrants in June 2007 for Junko Mori and Sakiko Wakabayashi (nee Kuroda), wives of Yodo-go members, who are believed to be responsible for these abductions, and listed them both with Interpol. The GoJ demands that North Korea extradite them to Japan.

《特定失踪者・高松康晴さんについて》

◆氏名:高松 康晴

(たかまつやすはる)

(Yasuharu Takamatsu)

◆失踪年月日:昭和36(1961)年11月1日

◆生年月日:昭和16(1941)年3月23日

◆性別:男

◆当時の年齢:20歳

◆当時の住所:神奈川県鎌倉市の寮

◆当時の身分:会社員

◆身長:165cmくらい

◆体重:50kg

◆特徴:

1)痩せ型

2)趣味は尺八

3)どちらかと言えば快活な方

4)高校では化学を勉強した

◆失踪場所:神奈川県鎌倉市材木座海岸

【失踪状況】

就職が決まり、東京の本社で辞令をもらって鎌倉の寮に入った。

その翌日の夕刻、他の同僚2人と材木座海岸の浜辺へ散歩に出て、3人で話をしているうち、高松さんひとり、そこを離れて行った。

その後、寮にも戻らず。昭和36年12月『週刊読売』で、2週間前に失踪した他の男性とともに記事になっている。

■神奈川県警HP

http://www.police.pref.kanagawa.jp/

《特定失踪者・西村三男さんについて》

◆氏名:西村 三男

(にしむらみつお)

(Mitsuo Nishimura)

◆失踪年月日:昭和56(1981)年5月

◆生年月日:昭和37(1962)年5月26日

◆性別:男

◆当時の年齢:19歳

◆当時の住所:山口県山口市

◆当時の身分:会社員(住宅メーカー工場勤務)

熊本県出身

◆身長:170cmくらい

◆血液型:O型

◆特徴:中学・高校時代は野球部に所属

◆失踪場所:山口県山口市

【失踪状況】

ゴールデンウィーク後、実家の熊本県宮原町(現・氷川町)から山口市にある会社に戻り、寮から工場へ移動中失踪。

原付免許も寮に置いたまま、住民票もそのまま。

会社の記録では5月下旬から欠勤となっている。

失踪後6ヶ月程して無言電話あり。

山口県警HP

http://www.police.pref.yamaguchi.jp/

《特定失踪者・藤山恭郎さんについて》

◆氏名:藤山 恭郎

(ふじやまやすろう)

(Yasurou Fujiyama)

◆失踪年月日:昭和57(1982)年12月14日

◆生年月日:昭和35(1960)年1月13日

◆性別:男

◆当時の年齢:22歳

◆当時の住所:大阪府大阪市東淀川区

◆当時の身分:大学中退直後

◆血液型:B型

◆身長:170cmくらい

◆特徴:痩せ型

◆失踪場所:大阪府大阪市

【失踪状況】

昭和57(1982)年12月14日、本人から実家に荷物と手紙が来てそれ以来、音信不通。

親子関係は良好だったが、昭和57年夏、帰省中に大学を中退したい、郵政省の試験を受けたいなどと話す。

昭和57年12月9日大学に中退届け。

失踪後約1年間、毎月15日前後に呼び鈴が2~3回なりすぐ切れる電話があった。

一度、父親が出ると声が聞き取れずにすぐに切れた。

大阪府警HP

http://www.police.pref.osaka.jp/

《特定失踪者・稲田裕次郎さんについて》

◆氏名:稲田 裕次郎

(いなだゆうじろう)

(Yu-jirou Inada)

◆失踪年月日:平成14(2002)年2月25日

◆生年月日:昭和56(1981)年4月26日

◆性別:男

◆当時の年齢:20歳

◆当時の住所:熊本県熊本市帯山

◆当時の身分:熊本学園大学商学部経営学科2年

◆身長:162cm

◆体重:55kg

◆特徴:

1)髪の毛多い

2)水泳が得意

3)考え事をするときに

耳を触る癖

4)ある程度パソコンの知識がある

5)関西弁で話すことがある

◆失踪場所:熊本県熊本市の自宅から

【失踪状況】

2月21日「高校水泳部の友人とたまたま会ったので一緒に食事をして帰る」との電話。

夜12時頃帰宅(後に確認したところ元水泳部の友人は誰も会っていないことが判明)。

25日朝9時半頃、自宅にいるのを父親が確認。

夜11時頃バイト先から「無断欠勤している」との電話がある。本人の預金通帳は16日から25日の間に4回に分けてほとんど全額引き出していることが分かる。

大学で出席状況を調べると2001年5月頃からずっと欠席している。

学内のパソコン室はよく利用していたらしく、失踪当日午後6時頃パソコン室の利用カード返却の記録があった。

3月21日夜以来無言電話や不審な電話が何度かかかっている。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(Minoru Tanaka)

(拉致被害時28歳)

※This person was Abduction by North Korea

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

■田中 実さんと金田竜光さんについて

https://youtube.com/watch?v=eYfVEni7iBU

■田中 実さんと恩師渡辺友夫さんの話

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2aV3zzV5jXDLfx_WrzH2tBdYJ2Qm5isPvDJPvrZ8TXXf5DnX7Vy4068uo&t=71s&v=PfPNGVhejxk

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.