もずの独り言・はてな版

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【みんな生きている】シェーンバッハ・サボー2023(5)/山谷えり子編

山谷えり子自由民主党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣参議院議員

■今何か大きな機会が来ている

皆様、こんにちは。

今日(この集会は5月27日開催)は「即時一括帰国」に向けて、一にも早くという強い想いでこうしてお集まりくださり、誠にありがとうございます。

岸田総理とは折々、北朝鮮情勢、日・朝首脳会談への扉を開くことについて意見交換をしています。総理は本当に強い気持ちを持っておられて、「何としても」という気持ちでおられることをひしひしと感じています。

G7の前に、家族会・救う会の方に自民党に来ていただいて訪米報告をしました。

そして決議をまとめて、大臣、総理にも説明をしたところです。

G7ではしっかりと話し合われ、そして首脳声明に「拉致問題の即時解決を求める」という文言がしっかりと入りました。国際社会の拉致問題解決への認識、そして解決に向けての思いがまた強まっていると感じています。

ゴールデンウイークに訪米団の団長として、超党派拉致議連、家族会、救う会の皆様と4年振りにアメリカに行きました。たくさんの政府高官、議員、有識者シンクタンクの皆様とお会いすることができました。

先ほど、横田代表が「新運動方針」について話がありましたが、とにかく時間がないのだから、新しい運動方針の下、人道支援に反対しない、早く解決したいと訴えたところ、皆さんが深く理解し、受け止めていただきました。

それに加えて、国務省ではシャーマン(Wendy Ruth Sherman)副長官というナンバー2の方が、「これは国連安保理の正式の議題として日本とともにやっていこう」と話され、もう少しで正式の議題になるんだと、かなり踏み込んだ具体的なやり取りができました。

また議員の皆さんは、上院で拉致問題の解決に向けての決議文を出してくださいまして、その中にはハガティ(William F. Hagerty)さんという元駐日大使をしておられた方が、「上院でこれから(拉致問題の)公聴会を開いていくべく動く」と話されました。

皆さん覚えておられるでしょうか。17年前、横田早紀江さんが下院の公聴会で、拉致問題を世界中のメディアに向けて訴えられました。拉致被害者家族がそれぞれ被害者の写真を持って立ち上がった時に、下院では、「ウワー」とどよめいたような声と共に、「こんなひどいことが」という思いであふれました。

今度は上院ですが、今状況が変わっています。この人権侵害問題を何としても解決しなければという思いは高まってきているところですので、この機会を是非つかまえながら解決に向けて頑張っていきたいと思います。

財務省では、北朝鮮が暗号資産を北朝鮮がハッキングテロで盗んで現金化していますが、「それをしっかり見張っているよ。つい最近もこういうことがあった」と具体的な説明をしてくれました。日・米の連携が大変強まったと思っています。

また、韓国は前政権とはがらりと変わりました。3月末に508人の脱北者から聞き取り、北朝鮮の状況はこんなにひどいということがわかる報告書が初めて出されました。

妊婦が公開処刑されたり、若者たちが処刑されたり、本当にひどい拷問等が行われていることが明らかになりました。韓国人の拉致被害者がたくさんおられます。

日・米連携が強まっただけでなく、国際社会でも連携が強まっており、その力をなんとしても日・朝首脳会談に活かして、すべての拉致被害者に祖国の土を踏んでいただくまで頑張ります。今何か大きな機会が来ていると感じていますので、皆様の「頑張れ!」というお力もいただきながら、頑張ります。

全国の署名は1,700万筆を超えました。私たちは決してあきらめません。「即時一括帰国」の扉を開いていきたいと思いますので、皆様方これからも熱い気持ちで解決への歩みを共にしていただきたいと思います。

横田拓也さんの先ほどの金正恩キム・ジョンウン)委員長に向けての言葉、そして政府への言葉、そして国民の皆様への言葉を重く、重く受け止めながら頑張っていきたいと思います。

本日はどうもありがとうございました。

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(Minoru Tanaka)

(拉致被害時28歳)

※This person was Abduction by North Korea

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

■田中 実さんと金田竜光さんについて

https://youtube.com/watch?v=eYfVEni7iBU

■田中 実さんと金田竜光さん2

https://youtube.com/watch?v=HNnrUBqdsas&feature=emb_imp_woyt

■田中 実さんと金田龍光さんのことについて

https://youtube.com/watch?v=r0ItbzDsKzQ

■田中 実さんと恩師渡辺友夫さんの話

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2aV3zzV5jXDLfx_WrzH2tBdYJ2Qm5isPvDJPvrZ8TXXf5DnX7Vy4068uo&t=71s&v=PfPNGVhejxk

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

《特定失踪者・金田竜光さんについて》

◆氏名:金田 竜光

(かねだたつみつ)

(Tatsumitsu Kaneda)

※This person was Abduction by North Korea

◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ

◆生年月日:昭和27(1952)年

◆性別:男

◆当時の年齢:26歳

◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木

◆当時の身分:中華料理店「来大」の店員

◆身長:180cm

◆特徴:

1)非常に痩せていた

2)右小鼻から右目にかけて薄いあざ

3)明るく社交的で友人が多かった

◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】

金田さんは韓国籍

田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。

幼少の折に両親が離婚し、神戸市の児童養護施設に姉と共に預けられる。

昭和43年に同施設を卒園(田中 実さんも同年卒園、ただし田中実さんは高卒で3歳年上)。

昭和52年頃、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営する中華料理店「来大」に勤務。

昭和53年には田中 実さんを「来大」に紹介し、共に働く。

同じ年の6月6日、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。その後半年程して、田中 実さん投函によるオーストリアからの国際郵便を受け取る。

その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。田中 実さんの誘いを受け入れ、打ち合わせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。

連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。

その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。

救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

■田中 実さんと金田竜光さんについて

https://youtube.com/watch?v=eYfVEni7iBU

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.