―その命、見捨てますか?―
《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!拉致問題パネル展開催》
■拉致問題パネル展示とアニメ「めぐみ」の上映をします
12月10日から12月16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間です。
堺市では同週間にあわせて、堺市内各警察署と連携し、拉致問題に関するパネル展を開催します。
また、各会場ではアニメ「めぐみ」の上映(土・日曜日を除く)を行います。
ぜひ、ご来場ください。
参加費は無料です。直接会場へお越しください。
1.日時・場所等
◆日 時:令和6年12月10日(火曜日)から12月16日(月曜日)まで
開庁時間内
※中区役所は土曜日・日曜日の開催はありません。
◆場 所:中区役所1階 エントランスホール
※大阪府堺市中区深井沢町2470―7
◆入場無料、事前申し込み不要です
2.プログラム
◆拉致問題パネル展
◆アニメ『めぐみ』上映
[北朝鮮人権侵害問題啓発週間]
北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深め、国際社会と連携しつつ人権侵害問題の実態を解明し、その抑止を図ることを目的として、平成18年6月に、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行されました。
この法律には、国及び地方公共団体の責務や、毎年12月10日から同月16日までを啓発期間とする「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の創設等が定められました。
[拉致問題とは]
1970年代から1980年代を中心に多くの日本人が北朝鮮に拉致されました。
日本政府は17人を拉致被害者として認定していますが、このほかにも拉致の可能性を排除できないケースがあります。
2002年9月に北朝鮮は日本人拉致を初めて認め、翌月、5人の拉致被害者が帰国しましたが、そのほかの被害者については、いまだ北朝鮮当局から安否に関する納得のいく説明はありません。
拉致問題は我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題です。
日本政府は拉致認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の安全確保と即時帰国のために全力を尽くしています。
拉致問題は、我が国の喫緊の国民的課題であり、この解決をはじめとする北朝鮮当局による人権侵害問題への対処が、国際社会を挙げて取り組むべき課題とされる中、この問題についての関心と認識を深めていくことが大切です。
拉致被害者家族の願いは被害者全員の帰還であり、この問題をもって在日韓国・朝鮮人をはじめとした在日外国人の人々を非難したり、排除するような言動、行動は許されることではありません。
[拉致の可能性を排除できない事案]
北朝鮮当局による拉致の可能性を排除できない事案(特定失踪者)として警察が捜査・調査の対象としている行方不明者の数は871人(2024年10月末現在:警察庁ホームページより)です。
日本政府はこの認識のもと、国内外からの情報収集・捜査・調査を強力に推し進めています。
3.問い合わせ先
◆各区役所まで
※土曜日・日曜日の開催時間についても各区役所までお問い合わせください。
■中区役所
https://www.city.sakai.lg.jp/naka/annai/access_yasashiinihongo/index.html
■アニメ「めぐみ」
https://youtube.com/watch?v=OXGYACTRGjI
■原 敕晁さんは背乗りされた-北朝鮮工作員の背乗りについて-
https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=MS6jRVZmqqU
■宮崎県青島海岸現地ライブ(原 敕晁さん拉致現場)
https://youtu.be/C0E2IvXvsX4
■横田めぐみさんのご家族のメッセージ
http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_2.html
■横田めぐみさんのご家族のメッセージ(英語版)
http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_2en.html
■「めぐみへの誓い-奪還-」PV
https://www.youtube.com/watch?v=J6cZyGknNi8
■「めぐみへの誓い-奪還-」(英語版)
https://youtube.com/watch?feature=share&v=VEQdbP3JlVo
■横田拓也さんビデオメッセージ
https://www.rachi.go.jp/jp/message/videomessage_inter06.html
■横田哲也さんビデオメッセージ
https://www.rachi.go.jp/jp/message/videomessage_inter07.html
■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
■拉致問題対策本部公式動画チャンネル
https://youtube.com/c/rachitaichannel
■警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/
■大阪ブルーリボンの会HP
http://osaka-blueribbon.org/
■大阪ブルーリボンの会facebook
https://facebook.com/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BC%9A-1426622447605623/
■大阪ブルーリボンの会クラブユースfacebook
http://fr-fr.facebook.com/obr.clubyouth/
■救う会大阪HP
http://mid.parfe.jp/kannyo/sukuukai/top.html
■大阪拉致議連HP
http://rachigiren-osaka.com/
■救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
■特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
■特定失踪者家族会Facebook
https://www.facebook.com/rachikaiketsu/
■北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会
https://hrnk.net/
■No Fence北朝鮮の強制収容所をなくすアクションの会HP
http://www.nofence.jp/
■北朝鮮の武器取引に潜入 ドキュメンタリー『ザ・モウル』
https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR3vdAu-Y2vddqN2pA5PDDZuXKDMnZHAUkt2G-NK-fDnv93z-dmS0ZhJrFU&feature=youtu.be&v=TZM-cjjOcEY
■北朝鮮人権人道ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015
■自由朝鮮HP
http://cheollimacivildefense.org/
■実録!絵で見る北朝鮮「教化所」拷問の実態「THE FACT」
https://youtu.be/QBJcDDGwdFo
■アメリカ北朝鮮人権委員会(HRNK)HP
https://www.hrnk.org/
■VOA拉致問題動画
https://youtu.be/o2i_u8y8GJM
■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。
<原文>
『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』
https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx
<日本語訳>
『北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html
■加藤 健ブログ「天を回せ!ロビー活動で挑む」
http://kenkato.blog.jp/
■ベナTVHP
http://www.benamu.org
■ベナTVブログ
http://blog.naver.com/benamu1004
■ベナTVFacebook
http://www.facebook.com/bnatv1004
■北朝鮮を離れて自由へ★イ・エラン★のブログ
http://blog.goo.ne.jp/aeran2000
■「平壌24時」
https://www.youtube.com/@tv9976
■姜哲煥(カン・チョルファン)さん動画
https://www.youtube.com/watch?v=T8wXjTN2W8E&feature=youtu.be
■脱北者トーク番組動画
https://www.youtube.com/watch?v=KJZWxe9P-L8&feature=youtu.be
■脱北者・金柱聖さんの動画[前編](日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=zCPxzwHK8fQ&feature=youtu.be
■脱北者・金柱聖さんの動画[後編](日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=bq4sYy6d6EA&feature=youtu.be
■脱北者・金柱聖さんの動画(3)
https://youtu.be/pMC2G7akiiM
■ベナTV(日本語版)
https://www.youtube.com/watch?v=4YHLDtOoJOo
■ベナTV(日本語版)動画
https://www.youtube.com/watch?v=KeCTTaSgwx4&feature=youtu.be
■ベナTV(日本語版)動画
https://www.youtube.com/watch?v=_WZoh00PGV8
■ベナTV脱北者日本語字幕版
https://www.youtube.com/playlist?list=PLS0GqKLezT4179A9Wy4smneKYQxrq2shl
《特定失踪者・植村留美さんについて》
◆氏名:植村 留美
(うえむらるみ)
(Rumi Uemura)
◆失踪年月日:平成7(1995)年3月26日
◆生年月日:昭和46(1971)年7月14日
◆性別:女性
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:大阪府堺市美原区
◆当時の身分:無職
◆身長:165cm
◆体重:74kg
◆特徴:
1)近視
2)色白
3)小太り
◆靴のサイズ:24.5cm
◆失踪場所:大阪府南河内郡美原町の自宅付近
【失踪状況】
同日朝6時ごろ、散歩に出たまま行方不明。
昼頃、駅など心当たりを探したが見つからないので夕方に警察に届けを出す。
近所の人たち、父の会社の社員など30人で川、山、小屋、空き家などを10日ほど探すが手がかり、目撃者なし。
当時、軽装で遠出する服装でなく、財布、バックも持たない。
■特定失踪者家族会ご家族の声ライブ・イイノホール
https://youtube.com/watch?v=_dQgVz7ZAOA&feature=emb_title
《特定失踪者・金田祐司さんについて》
◆氏名:金田 祐司
(かなたゆうじ)
(Yu-ji Kanata)
◆失踪年月日:平成8(1996)年8月22日
◆生年月日:昭和35(1960)年7月22日
◆性別:男
◆当時の年齢:36歳
◆当時の住所:大阪府堺市
◆当時の身分:学生
◆直近の職業:直前まで大阪府職員
◆身長:164cm
◆体重:55kg
◆失踪場所:大阪府
【失踪状況】
平成8年7月、MBA資格取得のため関西空港から渡米。
8月14日に留学先のロサンゼルス着の電話が実家にあったが、24日に「病気になったので帰国して治療する」との手紙(19日付)が堺市の実家に届く。
入管、関空に問い合わせると、20日に関空に帰国していることが分かった。
帰国後、大阪など数カ所のATMで現金を引き出し、防犯カメラの記録映像から本人と確認されているが、堺市の実家に帰らず、連絡もなかった。
《特定失踪者・小丸勝義さんについて》
◆氏名:小丸 勝義
(こまるかつよし)
(Katsuyoshi Komaru)
◆失踪年月日:昭和40(1965)年4月10日
◆生年月日:昭和17(1942)年12月24日
◆性別:男
◆当時の年齢:22歳
◆当時の住所:大阪府堺市
◆当時の身分:造船会社社員
◆身長:170cm
◆体重:60kg
◆特徴:
1)右肩の中心に縫った痕がある
2)子供の頃のけがで左眉の中心に縫った跡が残っている
3)細面
4)浅黒
◆失踪場所:東京都または京都府舞鶴市
【失踪状況】
大阪の大学を卒業して舞鶴の造船会社に就職が決まり、東京本社で研修を終えて赴任地舞鶴までの切符をもらって以後行方不明。
汽車に乗ったのかどうかも分からない。
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp
■京都府警HP
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/
《特定失踪者・沈 静玉さんについて》
◆氏名:沈 静玉
(ちんせいぎょく)
(Seigyoku Chin)
◆生年月日:昭和38年(1963)5月12日
◆失踪年月日:昭和62年(1987)2月
◆性別:女性
◆国籍:台湾
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:大阪府堺市
◆当時の職業:不明
◆身長:163cm
◆体重:43kg
◆血液型:A型
◆最終失踪関連地点:大阪府堺市(失踪当時の住所)
【失踪状況】
昭和59年(1984)に台湾から来日し、同年4月から昭和60年(1985)3月まで大阪市内の日本語学校、昭和60年4月から昭和61年(1986)3月まで同じく大阪市内の短大に在学していた。
昭和62年(1987)2月、前月に亡くなった祖父の葬儀に帰国しなかったことから家族が日本の身元引受人に連絡し、部屋を見に行ってもらったところ、部屋は食事(弁当)をしたままの状態で身の回り品はそのまま残されていた。
失踪前の2月12日には査証の延長手続きのため大阪市の亜東関係協会大阪事務所(台湾の領事館)を訪れていたことが判明しており、失踪はこの日以降と思われる。
調査会では設立間もなくの平成15年(2003)春に関係者を通じて台湾のご家族から調査の依頼を受け、これまで非公開で調査を実施してきたが今回、ご家族の了承が得られたことから公開することとなった。
調査会としては、沈静玉さんが失踪した年代(昭和60年前後)に各地で若い女性が多数失踪していることを始めいくつかの要素から拉致の可能性を排除できないと考えるものである。
《特定失踪者・山内和弘さんについて》
◆氏名:山内 和弘
(やまうちかずひろ)
(Kazuhiro Yamauchi)
◆失踪年月日:昭和58(1983)年12月28日
◆生年月日:昭和40(1965)年10月5日
◆性別:男
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:大阪府堺市
◆当時の身分:高校3年生
◆身長:170cm
◆体重:60kg
◆血液型:A型
◆特徴:
1)近眼のため度の強いメガネを使用
2)髪がやや縮れている
3)趣味は野球
◆失踪場所:大阪府堺市の自宅
【失踪状況】
12月28日の夜か早朝家を出た模様。
机の中には大学受験の共通一次の受験票や二次の受験用申し込み書がカッターで切ってあった。
◆昭和52(1977)年11月15日
少女拉致容疑事案
被害者:横田めぐみさん(Megumi Yokota)
(拉致被害時13歳)
※This person was Abduction by North Korea
新潟市において下校途中に失踪。
平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側はめぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出したが、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
平成18年4月には日本政府の実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明した。
※「白い翼でも黒い翼でも、赤い翼でも青い翼でも、何でも結構なんで、帰って来られる翼をめぐみに与えてほしい」
(横田早紀江さん。拉致被害者・横田めぐみさんの母)
※「正義は必ず勝つ、と私は信じていますので、あとしばらくお力をお貸しください」
(横田哲也さん。拉致被害者・横田めぐみさんの弟)
■新潟県警HP
http://www.police.pref.niigata.jp/
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/
■あさがおの会HP
http://www.asagaonokai.jp
■ブルーリボンの祈り会/スイス日本語福音キリスト教会HP
https://www.jegschweiz.com/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%A5%88%E3%82%8A%E4%BC%9A/
■アニメ「めぐみ」
https://youtube.com/watch?v=OXGYACTRGjI
■横田めぐみさん拉致現場を歩く(大澤孝司さん・中村三奈子さん)
https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=PlwiM5lmdKE
■横田めぐみさん拉致について現場から考えてみる
https://youtube.com/watch?v=HTMt9ik0XnE&feature=emb_imp_woyt
■救う会TV「日本人拉致の3類型-横田めぐみさん拉致を中心に」
https://youtube.com/watch?v=R4tjcFlf7uI&feature=youtu.be
[November 15, 1977: Young girl abducted]
Abductee: Megumi Yokota (13, female, Niigata Prefecture)
Disappeared on her way home from school in Niigata City.
During the third round of Japan-North Korea Working-Level Consultations in November 2004, North Korea claimed that Megumi Yokota died in April 1994 and handed over what it claimed were her remains. DNA analysis, however, indicates that some of the bones from these remains belong in fact to a different person or persons.
Additional DNA analysis conducted in April 2006 by the GoJ indicated a high probability that Kim Young-Nam, a Korean citizen abducted from the Republic of Korea in 1978 when he was a high-school student, was married to Ms. Yokota.
◆昭和55(1980)年6月中旬
辛光洙(シン・グァンス)事件
被害者:原 敕晁さん(Tada-aki Hara)
(拉致被害時43歳)
※This person was Abduction by North Korea
宮崎県内で発生。
本件については、北朝鮮工作員・辛光洙(シン・グァンス)が韓国当局に対し、原さん拉致を認める証言をしている。
捜査当局は辛光洙について、これまで原さんに成りかわった容疑で逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求してきたが、平成18年4月には、新たに拉致容疑の主犯として逮捕状が発付されている。
北朝鮮側は身柄の引渡しに応じていないどころか、同人を「英雄」として称えている。
また、捜査当局は原さん拉致容疑の共犯者である金吉旭(キム・キルウク)についても逮捕状の発付を得ており、国際手配を行うなどの所要の措置を講じている。
北朝鮮側は、原さんは1984(昭和59)年に田口八重子さんと結婚し、1986(昭和61)年に肝硬変で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
※「辛光洙は原 敕晁さんになりすますために、原さんについてのあらゆることを調べあげた。それこそ、チャーハンの作り方まで調べあげた」
(石高健次さん)
■大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/
■宮崎県警HP
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/police/
■原 敕晁さんは背乗りされた-北朝鮮工作員の背乗りについて-
https://youtube.com/watch?feature=emb_title&v=MS6jRVZmqqU
■宮崎県青島海岸現地ライブ(原 敕晁さん拉致現場)
https://youtu.be/C0E2IvXvsX4
■拉致問題を宮崎から発信する9.30オンライン集会
https://youtu.be/inr4yssUi8A
■北朝鮮拉致、だます手口の話
https://youtube.com/watch?v=dWgUcMmeCQ8&feature=emb_imp_woyt
【荒木和博・特定失踪者問題調査会代表による原 敕晁さん拉致事件の解説】
昭和55年(1980)年6月中旬、当時大阪市天王寺区の中華料理店『宝海楼』に勤めていた原 敕晁(はら・ただあき)さん(当時49歳)が北朝鮮工作員・辛光洙の主導により、『宝海楼』店主の李三俊らによって宮崎市青島の橘ホテルで飲食させられた後、海岸まで誘い出されて拉致された。
辛光洙は北朝鮮に帰国して工作員の再教育を受けていた際、指導部の幹部から「日本人を拉致し、本人になりすまして在日工作を続けよ」との指令を受け、李吉炳(在日朝鮮人大阪府商工会長)、李三俊(在日朝鮮人大阪府商工会元理事長)らと計画を練り、李三俊が経営する中国料理店『宝海楼』のコックとして勤務していた原さんに対し「良い職場を世話する」とだまして宮崎県日南市の青島海岸まで連れ出し、橘ホテルで飲食させて酔わせ、海岸に連れ出した後、「こどもの国」付近の海岸で工作員らに引き渡し、辛光洙も同行して北朝鮮に拉致していった。
このあと辛は、原さんを監禁した招待所で原さんから本人の経歴、家族の構成、過去の生活から中国料理法までマスター、完全に本人になりすまして同年11月、再び日本に密入国し、原さん名義の旅券、運転免許証、国民保険証などの発給を受け、韓国へ渡航するなどしてスパイ活動を続けていた。
辛は昭和60年(1985)2月26日ソウルで逮捕された。同年6月28日付『朝日新聞』の記事には次のように記載されている。
[以下、記事引用]
(国家安全企画部)の発表によると、主犯の辛は北朝鮮の最高首脳から「日本人をら致し、本人になりすまして在日工作を続けよ」との指令を受け、八〇年四月、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会元理事長らと計画を練り、李氏が経営する中国料理店「宝海楼」=大阪市天王寺区下味原=に勤める日本人コック原 敕晃(ただあき)さん(四九)が独身で身寄りの少ないことに目をつけた。八〇年六月、原さんを「良い職場を世話する」とだまして宮崎県青島にある李吉炳・在日朝鮮人大阪府商工会長所有の別荘に連れ込んだ。さらに青島海水浴場の児童公園に誘い出したうえ、ここで待ち構えていた北朝鮮工作員四人と力ずくで口をふさぎ、手足をしばった後、袋に入れて八人乗りゴムボートで五百メートル沖に待機していた北朝鮮の工作船に移し、辛が同行して北朝鮮へ連れ去ったという。このあと辛は、原さんの経歴、家族の構成、過去の生活から中国料理法までマスター、完全に本人になりすまして、八〇年十一月、日本に不法入国し、原さん名義の旅券、運転免許証、国民保険証などの発給を受け、韓国へ来るなどしてスパイ活動を続けていたという。
[Mid-June 1980: Sin Kwang-Su case]
Abductee: Tadaaki Hara (43, male, Miyazaki Prefecture)
Disappeared in Miyazaki Prefecture.
North Korean agent Sin Kwang-Su has confessed to authorities in the Republic of Korea that he was responsible for the abduction of Mr. Hara. Japanese authorities issued an arrest warrant for Sin Kwang-Su as the person responsible for the abduction, and listed him with Interpol. The GoJ has demanded that Sin Kwang-Su be extradited to Japan, and in April 2006 issued a new arrest warrant that names him as the main suspect in this abduction case. Showing no willingness to extradite him to Japan, North Korea has instead honored Sin Kwang-Su as a hero. Japanese authorities have also issued an arrest warrant for Kim Kil-Uk, believed to be a co-conspirator in the abduction of Mr. Hara, and are working on the steps necessary to list him with Interpol.
North Korea asserts that Mr. Hara married Yaeko Taguchi in 1984 and that he died of hepatic cirrhosis in 1986. North Korea has, however, provided no documents or evidence to support these claims.
◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(Minoru Tanaka)
(拉致被害時28歳)
※This person was Abduction by North Korea
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。
■兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
■救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html
■救う会兵庫facebook
http://www.facebook.com/sukuukai078
■田中 実さんと金田竜光さんについて
https://youtube.com/watch?v=eYfVEni7iBU
■田中 実さんと金田竜光さん2
https://youtube.com/watch?v=HNnrUBqdsas&feature=emb_imp_woyt
■田中 実さんと金田龍光さんのことについて
https://youtube.com/watch?v=r0ItbzDsKzQ
■田中 実さんと恩師渡辺友夫さんの話
https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2aV3zzV5jXDLfx_WrzH2tBdYJ2Qm5isPvDJPvrZ8TXXf5DnX7Vy4068uo&t=71s&v=PfPNGVhejxk
[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]
Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)
Disappeared after departing Japan for Europe.
The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.
Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.
【SEA OF MERCY】
The book named “Sea of Mercy”
13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.
He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.
Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.
Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.
Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.
They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.
In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.
Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.
Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.
But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.
North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.
Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.
In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.
In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.
The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.
In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.
Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.
But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.
“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime