もずの独り言・はてな版

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】榛葉賀津也編[調査会・拉致議連面会]/SUT

榛葉賀津也議員が参加しました。

-その命、見捨てますか?-

《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!調査会と特定失踪者家族会で拉致議連に要請》

特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

調査会と特定失踪者家族会では3月6日16時から、参議院議員会館会議室において国会の拉致議連に対し要請を行いました。参加したのは以下のメンバーです

[特定失踪者家族会]

◆今井英輝会長(今井 裕さんの兄)

◆吉見美保副会長(秋田美輪さんの姉)

◆竹下珠路事務局長(調査会副代表兼・古川了子さんの姉)

◆生島馨子幹事(生島孝子さんの姉)

◆板野佳子幹事(非公開Oさんの妹)

◆矢島文恵幹事(荒谷敏生さんの妹)

特定失踪者問題調査会

◆代表 荒木和博

◆副代表 増元照明

◆幹事長 村尾建兒

◆副幹事長 杉野正治

◆常任顧問 岡田和典

拉致議連からは以下の役員が参加されました。

古屋圭司(会長・自民党衆議院議員・元拉致問題担当大臣

山谷えり子(会長代行・自民党参議院議員・元拉致問題担当大臣

◆渡辺 周(会長代行・立憲民主党衆議院議員

◆東 徹(副会長・日本維新の会参議院議員

山本博司(公明党参議院議員

◆松原 仁(幹事長・立憲民主党衆議院議員・元拉致問題担当大臣

榛葉賀津也(副幹事長・国民民主党衆議院議員

三木圭恵(副幹事長・日本維新の会衆議院議員

北村経夫(事務局長・自民党参議院議員

◆笠 浩史(事務局長代理・立憲民主党衆議院議員

古屋議連会長は冒頭

「認定非認定にかかわらず被害者を取り戻すというのが日本の姿勢だ。しかし世の中がそのように受け止めているとは言えないし、ご家族はなおさらそう感じていると思う。みなさんの忌憚なき意見をいただき、私たちもそれをしっかりと受け止めて、党派を超えて対応していきたいと思う」

と挨拶しました。

今井家族会会長からは

「今日私たち特定失踪者家族会は拉致対策本部の石川事務局長と面会してきた。政府認定拉致被害者とそれ以外の特定失踪者を差別しないこと、そして調査会が言う拉致濃厚者77名を政府で認定してほしいということ、また特定失踪者の家族と総理との面会など要望を伝えた。拉致問題が一歩でも前進するように尽力してほしい」

と要請しました。

私からは2月15日に発表したアピールについて説明しました。

出席した家族からは「時間がないという思いだ。いったいどう訴えればわかってもらえるのか」(竹下)、「国が頑張ってくれていると私たち家族が感じられようにしていただきたい」(矢島)、「もし本人が北朝鮮で命を落とし遺骨が日本に帰ってきたら、父と母と同じ墓に入れてあげたい」(板野)、「私の妹には目撃情報があるが、それを政府や警察がどう取り扱っているのかもわからない。このままでは妹の名が記録に記されるかどうかさえ疑問だ」(生島)、「私の妹だけでなく多くの人が拉致をされた可能性があり悔しい思いでいっぱいだ。なんとか最後だけでも日本で過ごさせたい(吉見)」、とそれぞれ訴えました。

調査会役員からは「政府が発信する『ふるさとの風』は予算の割には効果が非常に少ない。見直すべきだと思う」(増元)、「『しおかぜ』を送信している八俣送信所の送信施設老朽化に対し、総務省とNHKの利害が一致してデジタル化の方向にあるが、安全保障の観点からアナログ放送は絶対残すべき。ぜひ協力してほしい」(村尾)、「田中さん金田さん出身の児童養護施設のすぐ近くの学校に通っていた有本恵子さん、秋田美輪さんが拉致されている。この問題は他にも波及する。ぜひ力を注いでもらいたい」(岡田)、「日本政府の拉致に対する認識は『しおかぜ』などを通じて拉致被害者に伝わる。ぜひ政府の拉致に対する認識を深くしていただきたい」(杉野)などの発言がなされました。

その後議員との質疑の後山谷えり子参議院拉致特委員長から

「私が大臣だったころ改めて調べるように指示し、ご家族からDNAも預かった。解決までしっかり関わりを続けていきたいと思う。拉致特の委員長もしている。しっかりと審議を今国会でできるよう努めたい。絶対に諦めないで動かして解決に向けていきたい」

との挨拶がありました。

調査会・特定失踪者家族会では今後も議連及び各党・各議員を通じ国会で具体的な動きが進むよう努力して参ります。皆様のバックアップをよろしくお願いします。

(3月7日)

【以下、2月15日発表アピール】

拉致問題を少しでも前に進めるためご協力をお願いします

特定失踪者問題調査会代表

荒木 和博

特定失踪者家族会会長

今井 英輝

新型コロナウイルスの感染と、それにもかかわらずミサイルの乱射など、金正恩キム・ジョンウン)による国費の蕩尽で北朝鮮の内部は非常に困窮しています。その状況は1990年代後半、数十万から多くは300万の餓死者・飢餓による病死者を出したといわれる「苦難の行軍」時期に匹敵するとも言われています。それは拉致被害者にとっても危機であるということであり、一方で日本が介入するチャンスであると言えます。現状を続けることは拉致被害者の命を縮めることです。各方面の皆様にはぜひ以下の各点について、それぞれのお立場で実現へ一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

   記

■「お帰りと言いたい-拉致被害者・特定失踪者家族の集い-」参加のお願い

特定失踪者問題調査会及び特定失踪者家族会では10月下旬、都内で表記大集会を開催します。詳細については決まり次第お知らせしますが、私たちは都庁前の「都民広場」で平成22年(2010)10月23日、「これ一度だけ」と言って全国のご家族に集まっていただき集会を開催しました。しかしそれから13年経っても状況は変わっておらず、当時出席されたご家族でも鬼籍に入られたり東京まで出ることがかなわなくなったご家族が少なくありません。そのような中でも「何とか動かしたい」という思いで集会を行うことを決断しました。総理・担当大臣にもご出席いただき「ご自分の言葉で」拉致問題を進展させる決意を述べていただきたく思います。また、この集会には官民各層・各方面の皆様に1人でも多くお集まりいただきたくお願いする次第です。

■総理と特定失踪者家族の面会実現を

上記集会へのご参加とは関係なく、総理には一刻も早く特定失踪者家族と面会していただくようお願いします。

■政府の「全ての拉致被害者」「解決」認識について

政府は「全ての拉致被害者」「拉致問題の解決」という文言についてどう認識しているのでしょうか。警察のリストにも特定失踪者問題調査会のリストにもない被害者がいると認識しているのでしょうか。

また、政府は国会答弁では「拉致問題の解決」が

1)拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の安全確保及び即時帰国

2)拉致に関する真相究明

3)拉致実行犯の引き渡し実現

と答弁しています。

しかし長期間が経過し、拉致被害者北朝鮮で死亡しているケースは当然想定されます。また、拉致される途中で殺害されたケースもあると言われています。死亡した拉致被害者及びその家族について、政府はどのように対応するのか、本当にこの三つが実現すると思っているのか、また実現すればそれが本当に「解決」になると思っているのか明らかにして下さい。国会でもぜひこの点を質していただきますようお願いします。

■田中 実さんと金田龍光さんの問題と寺越事件について

昨年来問題になっている政府認定拉致被害者・田中 実さんと特定失踪者・金田龍光さんについて、調査会では対策委員会を設置し真相究明と世論の啓発を進めて行くことになりました。二人については北朝鮮側が存在を認めたのですから政府は一刻も早く帰国が実現するよう交渉を進めることを求めます。

また寺越事件はそれが北朝鮮による拉致であることは明らかであり、少なくとも昭二さんについてはご家族が認定を求めています。早急な拉致認定を求めます。

■拉致特委の積極的な開催を

国会は衆参ともに拉致問題特別委員会をもっと頻繁に開催して下さい。拉致問題担当大臣外務大臣並びに国家公安委員長の三大臣が揃う必要はありません。開催すること自体が北朝鮮への圧力でもあり、また進展につながる糸口になります。

■多方面から北朝鮮へのメッセージを

ミサイルの乱射・幹部の粛清など北朝鮮の内部が相当混乱した状況であることは明らかです。単に「金正恩委員長と条件を付けずに向き合う」という安倍総理以来の言葉を踏襲するのではなく、総理ないし担当大臣、あるいは責任のある立場の政府関係者が「北朝鮮のどのような組織・個人であれ拉致被害者救出に協力する場合は政府が全面的な支援・協力を行う」とのメッセージを発して下さい。また、逆に「条件を付けずに向き合う」というのであれば、少しでも北朝鮮の情報ルートを増やすために、官民合同の連絡事務所設置も模索すべきではないでしょうか。いずれにしても政府には公式非公式の多様な働きかけをしていただくようお願いします。

また報道機関の皆様もぜひ情報収集への努力を行って下さい。私たちも「しおかぜ」「USBプロジェクト」「FAXプロジェクト」「バルーンプロジェクト」など可能な手段を全て動員して情報の注入と収集を行います。

■短波放送施設の充実を

「しおかぜ」を送信しているKDDI八俣送信所の短波送信施設老朽化についてはこれまでも国会で何度も議論されており、昨年8月には衆院拉致特の送信所視察も行われました。「しおかぜ」に対する更なる支援の強化と合わせ、在外邦人保護のための貴重なツールという役割もある短波国際放送の充実を実現して下さい。

拉致被害者救出のため自衛隊に任務の付与を

これまで政府は憲法自衛隊法による制約を自衛隊が使えない理由としてきました。しかし5人の拉致被害者が帰国してから既に21年、その間何も変えてこなかったということは政府と国会の怠慢としか言えません。あらためて政治決断による拉致問題での自衛隊への任務付与を求めます。

拉致被害者支援法の改正を

現在の拉致認定は帰国した被害者への対応を主たる目的とする支援法によっていますが、平成18年11月の松本京子さん拉致認定以来、実に17年間にわたりただ一人の拉致認定も行われていません。政府の「認定の有無にかかわらず」という言葉は現実には「認定の有無にかかわらず何もしない」ということを意味しています。

私たちは現行の支援法の第2条1項「被害者 北朝鮮当局によって拉致された日本国民として内閣総理大臣が認定した者をいう」を「被害者 北朝鮮当局によって日本国内で拉致された者及び日本国外において拉致された日本国民」へと改正することを求めます。そしてそれに基づき高敬美・剛姉弟と金田龍光さんをすみやかに拉致認定するよう求めます。

■可能な限りの情報開示を

また、「真相究明」と言いますが、政府認定拉致被害者家族にすらどのように拉致されたのか情報を伝えず、逆に横田めぐみさん拉致事件のようにあえて誤った情報を流しているとすら思われるケースすらあります。「山本美保さんDNAデータ偽装事件」など、政府自身が真相を隠していると言わざるをえません。政府は「認定の有無にかかわらず」家族に、そして国民に可能な限りの情報を開示して下さい。そして国会もまた真相を明らかにするために積極的な努力をして下さること、報道機関も単に「○○から何年」という報道ではなく、拉致問題の真実を究明する努力をより強めていただくようお願いする次第です。私たちもできる限りの情報開示に努めます。

以上

特定失踪者問題調査会HP

http://www.chosa-kai.jp/

■政府拉致問題HP

http://www.rachi.go.jp/

拉致問題対策本部公式動画チャンネル

https://youtube.com/c/rachitaichannel

警察庁HP

http://www.npa.go.jp/

静岡県警HP

http://www.pref.shizuoka.jp/police/

■浜松ブルーリボンの会HP

http://www.hamamatsu-blueribbon.org/

■鈴木清江さん現地ライブ

https://youtube.com/watch?v=W4Rf6rHUyWA&feature=youtu.be

救う会全国協議会HP

http://www.sukuukai.jp/

■特定失踪者家族会Facebook

https://www.facebook.com/rachikaiketsu/

北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP

http://hrnk.trycomp.net/

■No Fence北朝鮮強制収容所をなくすアクションの会HP

http://www.nofence.jp/

北朝鮮の武器取引に潜入 ドキュメンタリー『ザ・モウル』

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR3vdAu-Y2vddqN2pA5PDDZuXKDMnZHAUkt2G-NK-fDnv93z-dmS0ZhJrFU&feature=youtu.be&v=TZM-cjjOcEY

北朝鮮人権人道ネットワークfacebook

http://www.facebook.com/nknet2015

■自由朝鮮HP

http://cheollimacivildefense.org/

■実録!絵で見る北朝鮮「教化所」拷問の実態「THE FACT」

https://youtu.be/QBJcDDGwdFo

アメリ北朝鮮人権委員会(HRNK)HP

https://www.hrnk.org/

■VOA拉致問題動画

https://youtu.be/o2i_u8y8GJM

■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。

<原文>

『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』

https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx

<日本語訳>

北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』

https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html

■加藤 健ブログ「天を回せ!ロビー活動で挑む」

http://kenkato.blog.jp/

■ベナTVHP

http://www.benamu.org

■ベナTVブログ

http://blog.naver.com/benamu1004

■ベナTVFacebook

http://www.facebook.com/bnatv1004

北朝鮮を離れて自由へ★イ・エラン★のブログ

http://blog.goo.ne.jp/aeran2000

■「平壌24時」

https://www.youtube.com/@tv9976

■姜哲煥(カン・チョルファン)さん動画

https://www.youtube.com/watch?v=T8wXjTN2W8E&feature=youtu.be

脱北者トーク番組動画

https://www.youtube.com/watch?v=KJZWxe9P-L8&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[前編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=zCPxzwHK8fQ&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画[後編](日本語訳付き)

https://www.youtube.com/watch?v=bq4sYy6d6EA&feature=youtu.be

脱北者・金柱聖さんの動画(3)

https://youtu.be/pMC2G7akiiM

■ベナTV(日本語版)

https://www.youtube.com/watch?v=4YHLDtOoJOo

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=KeCTTaSgwx4&feature=youtu.be

■ベナTV(日本語版)動画

https://www.youtube.com/watch?v=_WZoh00PGV8

■ベナTV脱北者日本語字幕版

https://www.youtube.com/playlist?list=PLS0GqKLezT4179A9Wy4smneKYQxrq2shl

《特定失踪者・鈴木清江さんについて》

◆氏名:鈴木 清江

(すずききよえ)

(Kiyoe Suzuki)

◆失踪年月日:昭和57(1982)年2月5日

◆生年月日:昭和33(1958)年3月27日

◆性別:女性

◆当時の年齢:23歳

◆当時の住所:静岡県袋井市宇刈

◆当時の身分:会社員(事務職)

◆身長:156cm

◆体重:43kg

◆血液型:O型

◆特徴:丸顔

◆失踪場所:静岡県袋井市

【失踪状況】

当日夜8時半頃、静岡県袋井市の路上で車を停め、本人と見知らぬ男が立っているのを母と姉が目撃したのを最後に行方不明となる。

車で帰宅途中の清江さんを、別の車に乗った母と妹が見かける。

清江さんの車の前に、男性が追い越すように車を停め、降車して清江さんと話をしている様子だったという。清江さんはそのまま帰らず。

その夜遅く、道路横の空き地に本人の車が鍵をかけた状態で止まっていたのを母が見つける。

バッグはなく、財布と買い物したものが残されていた。

失踪する理由は思い当たらない。

警察も調べたが何の結果も出なかった。

昭和51(1976)年3月から54(1979)年3月まで京都西陣で染物屋に勤務していたが、この社長が朝鮮総連系の大物であり、失踪に関連があるのではないかとの疑惑も持たれている。

京都府警HP

http://www.pref.kyoto.jp/fukei/

■鈴木清江さん現地ライブ

https://youtube.com/watch?v=W4Rf6rHUyWA&feature=youtu.be

《特定失踪者・富川久子さんについて》

◆氏名:富川 久子

(とみかわひさこ)

(Hisako Tomikawa)

◆失踪年月日:平成6(1994)年2月14日

◆生年月日:昭和33(1958)年2月18日

◆性別:女性

◆当時の年齢:35歳

◆当時の住所:沖縄県石垣市

◆当時の身分:主婦

◆身長:153cm

◆体重:50kg

◆血液型:A型

◆特徴:

1)痩せ型

2)コンタクトレンズ使用

3)明るく社交的で頭も良かった

4)足の裏にアザ

5)趣味はゴルフ

6)酒は付き合い程度に飲む

◆失踪場所:沖縄県石垣市沖縄県石垣島御神崎灯台に車を残して失踪

【失踪状況】

失踪以前に「誰かに見られているような気がする」と言っていた。

県営住宅が抽選であたったが、「移るのが怖い」といい始め、その後1週間後に失踪。

失踪直前、ゴルフ練習場の女性従業員に子供を預けて、バレンタインデーのチョコレートを買うために、近くのスーパーに車で行った。

その後、音信が不通となった。

失踪の翌日の昼過ぎに「御神崎灯台で車が見つかった」という連絡があった。

車の鍵は開いていて、キーは車に挿しっぱなしだった。

本人の帽子、バック、子供のミルク缶が車に残されていたが、免許証とバレンタインデーのチョコレートは車中に残っていなかった。

北朝鮮からの脱北者から「北朝鮮で目撃した女性に似ている」との情報がある。

沖縄県警HP

http://www.police.pref.okinawa.jp/

静岡県警HP

http://www.pref.shizuoka.jp/police/

《特定失踪者・高橋太一さんについて》

◆氏名:高橋 太一

(たかはしたいち)

(Taichi Takahashi)

◆失踪年月日:昭和38(1963)年6月初旬頃

◆生年月日:昭和16(1941)年11月21日

◆性別:男

◆当時の年齢:21歳

◆当時の住所:神奈川県川崎市

◆当時の身分:会社員。元陸上自衛隊員で北海道、青森に勤務

◆身長:165cmくらい

◆体重:60kgくらい

◆特徴:

1)右手首内側、手首より10cmくらい上の位置に大豆粒くらいの大きさのホクロあり

2)喉に手術痕あり

3)趣味は読書・音楽・軟式野球

◆失踪場所:神奈川県川崎市内の下宿先

【失踪状況】

家主から「6月初旬から下宿に帰って来ない」との連絡の葉書がある。

室内は身の回り品を残したまま。

衣類、布団はたたんであった。

免許証や危険物取扱主任者免状、実印等も置いたまま。

自衛官

静岡県警HP

http://www.pref.shizuoka.jp/police/

《特定失踪者・大屋敷正行さんについて》

◆氏名:大屋敷 正行

(おおやしきまさゆき)

(Masayuki O'yashiki)

◆失踪年月日:昭和44(1969)年7月27日

◆生年月日:昭和27(1952)年12月5日

◆性別:男

◆当時の年齢:16歳

◆当時の住所:東京都江戸川区

◆当時の身分:江東商業高校2年生

◆身長:165cm~168cm

◆特徴:

1)痩せ型

2)色弱

3)髪はくせ毛でぼさぼさした感じ

4)卓球部に所属、強い方だったので運動神経はとてもよかったようだ

5)温厚で素直、おとなしい性格。優しくいつもほほえんでいた。写真を撮るときは歯がちらりと見える。自分の気持ちをはっきり人に伝えたり、すすんで新しいことに挑戦したりするタイプではなかった

◆失踪場所:静岡県沼津市大瀬崎海岸

【失踪状況】

当時東京都江戸川区在住。

友達4〜5人と3泊4日の予定で大瀬崎海岸へバイクで海水浴へ行く。

3泊目の夜中に「トイレに行く」と泊まっていたバンガローの外へ出たまま戻らず。

枕元に腕時計、財布、免許証など残したまま。

翌日沼津署に捜索願を出した。

平成16年1月29日、警視庁に告発状提出。

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

沼津市大瀬崎/大屋敷正行さん失踪(1)

https://youtube.com/watch?v=p_lg2HF90gM

沼津市大瀬崎/大屋敷正行さん失踪(2)

https://youtube.com/watch?v=WH02McFcfGo

在日米軍自衛隊などの軍事施設と拉致

https://youtube.com/watch?v=LS6K8TakslA

【調査会による大屋敷正行さん失踪の調査結果】

調査したところ、正行さんたち一行は東京から電車で沼津まで来たあと、沼津港から渡船に乗って大瀬崎海岸に来ていたことが確認された。

前記の結果から失踪当時、正行さんが夜中に単独でキャンプ場から出て何処かに行こうとしても、使える交通手段は徒歩、または第三者の車両に乗って行くしかないと考えられ、地理的な問題(大瀬崎〜沼津間約30km)や道路状況(現在のように舗装はされていなかった)から徒歩での移動は無理だったと推測される。

当時の沼津市の状況は、既に海開き(7月13日)も終わり、海水浴客等で賑わう反面、水難事故も多発していて、各海水浴場等で水難者の捜索が行われたことが当時の報道で確認されているが、姉・幸子さんからは「当時、沼津警察署に捜索願を出したが、捜索してくれなかった」との証言があり、キャンプ場=陸上での失踪については重要と判断されなかったことが確認された。

関連の有無は不明だが、大瀬崎の宿にはかつてときどきロシア人が宿泊したことがあり、それを警察が監視していたという。

大瀬崎の反対側(外海側)には防衛省技術研究所の大瀬実験場(旧海軍音響研究部大瀬崎臨海実験所)がある。

《特定失踪者・橘 邦彦さんについて》

◆氏名:橘 邦彦

(たちばなくにひこ)

(Kunihiko Tachibana)

◆失踪年月日:平成3(1991)年10月15日

◆生年月日:昭和47(1972)年9月3日

◆性別:男

◆当時の年齢:19歳

◆当時の住所:静岡県沼津市岡宮

◆当時の身分:東京都内の専門学校生

◆身長:160cm

◆体重:56kg

◆血液型:O型

◆特徴:

1)4歳のとき両足の小指が少し合指していたので手術をした

2)飲酒・喫煙をする

3)右手人差し指で鼻を上げる仕草

4)肩ががっちりしている

◆失踪場所:静岡県沼津市の自宅から外出して

【失踪状況】

10月15日夜、30~40歳くらいの男性から沼津市の自宅に電話があり、最初母が出て本人にかわる。

長時間の電話で、話すより聞いている方が多かった。

その後財布、ハンカチ程度で何の準備もなく自宅を出かけたまま消息不明。

部屋はそのままで、半年前にとった免許証も置いて歩いて出た。

前日、預金通帳から1万円引き出されていた。

夜中12時ごろ、4~5回電話があったが、ザーザーという機械音しか聞こえず、応答しても返事が返ってこなかった。

北朝鮮にいるとの不確定情報がある。

《特定失踪者・高見 到さんについて》

◆氏名:高見 到

(たかみいたる)

(Itaru Takami)

◆失踪年月日:平成15(2003)年10月5日

◆生年月日:昭和34(1959)年10月11日

◆性別:男

◆当時の年齢:43歳

◆当時の住所:兵庫県尼崎市

◆当時の身分:大阪府商工労働部・産業デザインセンター勤務のデザイン技師(地方公務員)

◆身長:170cm

◆体重:60kg

◆血液型:B型

◆虫歯は1本もない

◆特徴:

1)視力は0.2程度で眼鏡、コンタクトレンズ使用

2)飲酒する

3)無口で物静かだが仲間の集まりでは明るくふるまっていた

4)趣味はオーディオで、オーディオアンプも組み立てる

5)レアレコード等の収集や旅行も趣味

◆失踪場所:兵庫県尼崎市

【失踪状況】

平成15年10月6日、職場を無断欠勤。自宅マンションの部屋は日常生活そのままで、今にも帰ってくるような状態であった。

銀行通帳、キャッシュカード、運転免許証、健康保険証、印鑑、全て室内に置かれたまま。持って行ったのは通常使用している、財布、私用の手帳、通勤定期券のみ。

外出、通勤時は必ずコンタクトレンズを使用していたが、それも置いたまま。室内で日常使用する眼鏡はなかった。

5日に阪急塚口駅前のりそな銀行塚口支店で15時14分に現金21万円を引き出していたことが後に分かった。

10月下旬には父親が自宅マンションを訪ねる予定だった。

母親の13回忌を12月に行うことになっており、本人は必ず東京に来ると言っていた。

平成14年頃から大阪市立大学の教授と研究を行い、平成15年に大阪府の商工労働部の事業で採用された。

4月から準備を始め、10月にスタートしたとき失踪。

静岡県警HP

http://www.pref.shizuoka.jp/police/

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

大阪府警HP

http://www.police.pref.osaka.jp/

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

《特定失踪者・岡内正三さんについて》

◆氏名:岡内 正三

(おかうちまさみ)

(Masami Okauchi)

◆失踪年月日:昭和45(1970)年12月下旬

◆生年月日:昭和16(1941)年12月21日

◆性別:男

◆当時の年齢:29歳

◆当時の住所:香川県高松市。勤務地の近くのアパートで独り暮らし

◆当時の身分:香川県高松市の実兄が経営する焼肉店従業員

◆身長:165cm

◆体重:65kg

◆特徴:眼鏡着用

◆失踪当時の服装:白い割烹着

◆失踪場所:香川県高松市

【失踪状況】

勤務していた焼肉店から失踪。

仕事着(白い割烹着)で所持金も免許証も持っていなかった。

皆近くへでも行っているものと思っていた。

高校卒業後、静岡でセールスマンをしていた。

香川県警HP

http://www.pref.kagawa.jp/police/

《特定失踪者・石坂 孝さんについて》

◆氏名:石坂 孝

(いしざかたかし)

(Takashi Ishizaka)

◆失踪年月日:昭和63(1988)年11月20日

◆生年月日:昭和33(195)年12月27日

◆性別:男

◆当時の年齢:29歳

◆当時の住所:東京都世田谷厚生省寮

◆当時の身分:厚生技官(国立衛生試験所食品部勤務)

◆身長:163cm

◆体重:57kg

◆血液型:O型

◆特徴:

1)中肉

2)色白で面長

3)趣味はカメラ、登山、音楽鑑賞

◆失踪場所:東京都世田谷区

【失踪状況】

静岡で開催された食品衛生学会(11月17~18日)で発表し、夕方5時30分頃帰宅。

19日の夕刊配達時刻以降の在寮は確認されている。

20日の朝刊はとられているので、20日中に失踪したものと思われる。

地下鉄及びJRで外出。

部屋から持ち出されているのは眼鏡、ジーパン、折り畳み傘と現金約5万円。

■警視庁HP

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

静岡県警・神奈川県警公開特定失踪者・河嶋功一さんについて》

◆氏名:河嶋 功一

(かわしまこういち)

Kouichi Kawashima)

◆当時の年齢:23歳(昭和57年当時)

◆当時の住所:神奈川県横浜市金沢区

◆当時の職業:無職

静岡県浜松市出身

◆身長:167cmくらい

◆体重:60kgくらい

【失踪状況】

昭和57年3月21日、大学卒業に伴う実家(浜松市)への引越しのため、自家用車で迎えに来た両親とともに車で実家に戻る予定でしたが、急きょ電車を利用することになったため両親と別れた後、行方不明となっています。

■神奈川県警HP

http://www.police.pref.kanagawa.jp/

■浜松ブルーリボンの会HP

http://www.hamamatsu-blueribbon.org/

浜松市HP(情報提供)

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/jinken/rati/kawasima.html

◆昭和53(1978)年6月頃

元飲食店店員拉致容疑事案

被害者:田中 実さん(Minoru Tanaka)

(拉致被害時28歳)

※This person was Abduction by North Korea

欧州に向け出国したあと失踪。

平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。

平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

兵庫県警HP

http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/

救う会兵庫HP

http://www.sukuukai078.net/04.html

救う会兵庫facebook

http://www.facebook.com/sukuukai078

■田中 実さんと金田竜光さんについて

https://youtube.com/watch?v=eYfVEni7iBU

■田中 実さんと金田竜光さん2

https://youtube.com/watch?v=HNnrUBqdsas&feature=emb_imp_woyt

■田中 実さんと金田龍光さんのことについて

https://youtube.com/watch?v=r0ItbzDsKzQ

■田中 実さんと恩師渡辺友夫さんの話

https://youtube.com/watch?fbclid=IwAR2aV3zzV5jXDLfx_WrzH2tBdYJ2Qm5isPvDJPvrZ8TXXf5DnX7Vy4068uo&t=71s&v=PfPNGVhejxk

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)

Disappeared after departing Japan for Europe.

The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.

Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

【SEA OF MERCY】

The book named “Sea of Mercy”

13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.

He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.

Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.

Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.

Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.

They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.

In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.

Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.

Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.

But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.

North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.

Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.

In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.

In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.

The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.

In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.

Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.

But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.

“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.